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実母のこと ループをつないだ人

カテゴリー別のファイルに入れるなら発達障害か
はたまた生きづらい人か…

学生時代は授業を受けずとも勉強はできたらしく、毎日を図書館で過ごしていたらしい
教師から教室に戻るよう再三注意され、それが気に食わなかった実母は
「今度のテストで学年1位をとったら文句ないだろう」と教師にかみつき
実際に1位をとったことがあると自慢気によく話していた

確かに頭は良かった、本もたくさん読んでいたし勉強も教えてくれた
ただ壊滅的に社会に適合できていなかった
一つの仕事が長く続いたためしがなかった
唯一長く続いていた仕事といえば、不倫相手の社長について回って雑用を
してお手当をもらう仕事だった
まぁ、これを仕事といっていいものか疑問だけれど…

夜な夜な“おじちゃん”という人がボロボロのアパートにやってきては
私達に「早く寝なさい」と注意し、この家ではきれいにみえる椅子に
座り、実母と小一時間ほど話して帰っていく
そんな日々が数年続いた

料理も苦手だった、料理は祖母がしていたので私は母の味を知らない
お金の使い方もめちゃくちゃだった
手に入ったお金を数日で使い切っていた
プライドは高かった
手が器用だった
左利きだった
ヘビースモーカーだった

やっぱり良いことはあまりうかんでこないな

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