タイミング2
初めての電話をした次の日。
「今日は電話できたりしますか?」
短ぇなスパン。
バイト終わりに友達とガスト行こうってたワイが家に着くのは0時前。
「友達とご飯行ってるから遅くなるかも」
「僕は明日休みなんで全然大丈夫ですよ!」
ということで電話することになった。
今回の制限時間は60分。
長くなったらしい。
いつも好きな男に4時間ぐらい電話に付き合わせられるワイに取ってはこれまた良い時間。
今回の電話は昨日より盛り上がった。
お互い好きなアニメとか曲の話でめちゃくちゃ盛り上がった。
率直に言うと楽しかった。
なんやかんや盛り上がったのですぐに60分はやってきた。
またタイマーが00:00を表示する。
「最後に一つだけ行ってもいいですか?」
(おいおい、もうすぐ切れちゃうけど)
「もう、切れるで?どうしたん?」
「一緒に遊びに行きたいです」(小声)
会う気無かった我は少し動揺。
プチッ
電話終了。
いやぁ、イケボの小声はちょっと動揺するわさすがに。と電話が切れたことに一安心。
そして年下の勢いにびっくり。
若いってすばらしい。
でも、嫌な気は全然しやん。
話合うし、誘い方も可愛かった。
とりあえず自分的にも向こう的にも日が合うのが2月ってなった。向こうはテストがあるかららしい。
「それを楽しみにテスト頑張ります!」
可愛い。健気。
そして3回目の電話。
この日彼の様子がおかしかった。