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バカ正直を長年続けることを、誠実って言うんです
「フラジャイル」とは、繊細な,虚弱な、はかない,薄っぺらい。
テレビドラマになった時に耳にした「フラジャイル」
まったく興味なかった。
TOKIO好きの嫁さんが毎週見ていたドラマ。
(長瀬智也さん主演のお医者さんのドラマ)
最近アプリで出会い、はまってしまった。
ドラマとは、かけ離れたキャラクター。
(ドラマを見ていないので、なんとも言えないが、長瀬さんのイメージとは・・・。)
病理医という存在を知った。
患者の血液や体液、あるいは腫瘍などを検査して病名を診断する。
患者をもたない医者。
ドクターズドクター。
別名は、たくさんあるようだ。
主人公の岸先生は、まんがの主役にふさわしい病理医。
病理医としては、超一級。
性格は、頑固で傲慢。
自分の診断に絶対的な自信をもっている。
めんどくさがり屋であるが、おせっかいでもある。
真面目なお医者さんの世界では、異端児。
「バカ正直を長年続けることを、誠実って言うんです」
岸先生がベテランの放射線医に言い放った言葉。
お医者さんの世界では、ピラミッドがあるらしい。
「〇〇科の先生は、エライ」とか。
「〇〇科は・・・だよ」とか。
検査を担当するお医者さん。
つまり、患者を直接診察しないお医者さんに対しても。
あるらしい。
そんなお医者さんの世界のしがらみに揉まれながらも
放射線科のお医者さんは、定年間際まで診察の精度や
レントゲンの撮影法、レントゲン写真の読影法の向上に励んできた。
しかし、退職間際に解雇。
なのに、他の病院からまわされた赤ちゃんの診断に関わる。
免疫系の病気が疑われたものの原因不明。
越権行為までして診察した結果が、
栄養失調による免疫不全。
彼のレントゲン撮影で確かな診断が降りた。
彼は、放射線科のクリニックを開いて
多くの病院のレントゲン写真を読影している。