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甘いお赤飯食べたい 青森ではあたりまえ

「ましろのおと」
Amazonプライムで偶然出会った。
津軽じょんがら三味線が鳴り響くアニメ。
なぜか、あの音に惹きつけられる。

亡くなったじっちゃの音を求めて
青森の実家を飛び出す。
まったく当てのない東京。
いい人に出会い、居候となる。
母親が乗り込んできて、
住むところや高校まで決めてしまう。
主人公に都合の良い、まんが的舞台設定。
ストーリー展開より気になったのが、
主人公セツの嘆き。
「東京の赤飯はなんで、甘くないべや」
「甘い赤飯が食べたい!」
お赤飯の味が気に入らなかったようだ。

甘い赤飯?
あずきの代わりに甘納豆でも入っているのだろうか。
まんがのストリートは別に気になり出した。
青森出身のかたにも尋ねた。
「甘いよ」
でもそれ以上の会話が続かず。
先日出会った青森在住の方から、
コンビニのお赤飯も甘いとか。
この方もセツのように、
甘くないお赤飯に違和感があるという。
青森へ行きたくなった。
青森のコンビニでお赤飯を探したくなった。

まんがの中には、美味しそうな食べ物がよく登場する。
お寿司屋さんや料理人のまんがは、それ自体が主人公。
でも、どこか、まんがのお話。
「青森のお赤飯」のように手に届きそうなものはなかった。

来年のやりたいことリストの上位に
「青森のお赤飯」はランクイン決定です。

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