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まんがの終わり

まんがの最終回だけ集めた本が
一時期人気だった。

作者、編集者、出版社が納得の
円満終了はあまり見かけない。
三者三様に思惑があるから、
三方良しで終わるのは、
難しそうだ。

読者も置き去りにして欲しくない。
ずっと読んできたゴルフのまんが。
作者が亡くなった後、
ありきたりの対応で「休載」や「連載終了」の
お知らせもなかったような、見落としたような。
まんが家さんの考えもあるのだろうが。

某スナイパーは、現在も活躍中。
99.9%の男。
きっと先のことも考えていたのだろう。
自分がいなくなったあとも回っていくように。
出版社や編集者も。
色々な終わり方があっていいと思っている。

キャプテン2のように熱烈な読者が、
後を継いで楽しませてくれている。
これも、一つの「終わり始まり」

最近50周年を迎えたこのまんが。
適度な距離を保って愛読してきた。
その時代のトピックをうまく挟み込んで、
世の中の様子をわかりやすく伝えてくれていた。
架空のまんがではあるが、現実の問題についても
問題提起をしたり、その未来を見せたりしてきた。
主人公達の会話から、炎上し始めた。
ちょっと火がついたくらい。
と感じているが。

以前にも放射能の影響を描いて、炎上。
休載が7年以上続いているようだ。
問題のまんがをリアルで読んでいた私は、
本当の話なのか、ちょっと戸惑ってはいた。
キャラたちが、鼻血を出すシーンはインパクトがあった。
一連の記事も2年ほど前のものが多く、沈静化をしたように思える。
びっくりしたのは、作者自身がもっている出版社から
一連の騒動に対する作者の意図を説明する本を出していること。

まんがであっても、触れてはいけないタブーがある。
あえてこのタブーを取り扱うまんが家さんを応援したい。

沖縄の基地問題は、どうなるのでしょうか。
島耕作さん。

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