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変身ヒーローのルーツは、鎌倉武士

仮面ライダー1号の変身シーンを見ていた父親がポツリ。
「ショッカーチャンスなのに」
左脳人間の私も
「なるほど」
特に仮面ライダー1号は、
ベルトに一定の風が当たって風車が回らないと変身できない。
風車がまわりだし、足元から変身していくのを
なんとか将軍やショッカーは、構えたままで見ている。

変身ヒーローや合体するロボットものは、このシーンが毎回繰り返される。
仮面ライダーでの父親のポツリが耳に残っている私は、
いつもこの変身シーンを斜めに見てきた。
このシーンに襲撃する悪役が出てこないかな。
私の記憶では、マジンガーロボとガンダムであったような気がする。

最近は、変身の時間も長くなっている気がする。
今日見ていたアニメも、
まずは、いつもの姿に変身。
相手が強く、3対1でも太刀打ちできない。
ヒーロー側は、三体が合体をする大技を発動。
三位一体の攻撃。
ダーク側は、その間ボクシングの試合で休憩するボクサーのよう。
手足首がバラバラなって、再合体。
ダーク側を叩きのめす。
ダーク側ももう一体を召喚。
ヒーロー側も合体中は静観。
ゴングこそ鳴らないが。
再び対決のスタート。
ダーク側は、叩きのめされる。
「まだ、これだけではない」
不気味な発言。
ここで、エンディングの画面に切り替わる。

アニメの場合、合体や変身シーンは、時間とアニメの原画枚数を助けてくれる。
1回のアニメで、膨大な原画が必要になるが、変身シーンは使い回しができる。
一番いいシーンへの勢いをつける意味で、
毎度お馴染みのシーンは、見ていて安心できいる。
もしカットされたら。
「クリー◯を入れないコーヒー(昭和語)」のようなもの。
アニメの中でどれぐらい時間を使っているのだろうか。
ちょっと調べてみたい。

鎌倉時代の武士は、名のりをあげて戦った。
自分の名前や出身地をとうとうと叫んでから、戦いにのぞんだ。
「元」が攻めてきた時、名のりをあげている最中、
元の人は、待ってくれず散々だったとか。
これは、歴史の教科書にも記述がある。
鎌倉の武士たちは、元軍に苦戦した理由を2点挙げる。
① 「てつはう」と呼ばれる火薬使った武器を使った
② 元軍の集団戦法に苦戦をした
絵まで残っている。

変身や合体を待ってくれるのは、日本のヒーロー、ダークヒーローだけ。

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