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立つ時間を取りませんか?

普段は立って仕事をすることの多い教員ですが
コロナの影響で2ヶ月以上にわたり座っての事務作業が多くなっています。

座った姿勢は腰に大きな負担をかけるのではないか?という懸念から
自宅では立って仕事を始め早2ヶ月。今回は立って仕事をするメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
本記事は健康意識を持ってもらい少しでも運動を入れてもらえたらなという思いで書いています。スタンディングワークの入門としては下の下です。その上でスタンディングワークのコストを抑えたい人向け、また、立ってパソコンを使うことを前提とした記事になっています。

スタンディングワークとは?

文字の通り立って仕事をすること。
グーグルやフェイスブック、楽天が導入していることで有名になりました。

スタンディングワークのメリット

○腰の負担の軽減
座っての仕事の際は上半身の重さが腰に負担を与えますが、
立っての仕事では負担がほとんどかかりません。
また、2012年に英国人約80万人を対象に実施された研究では、長時間座ることによって心臓病のリスクが倍増することがわかっています。

○消費カロリーの増加
座る時よりも姿勢維持に多くの筋肉を使うので若干消費カロリーが多くなります。

スタンディングワークのデメリットや注意点

○ただ立てばいいわけではない
姿勢の悪い状態は座っての仕事同様に良くありません。
上から一本の糸に引っ張られている意識を持つと体幹が意識され姿勢の改善に役立ちます。

○始めは一回一回は短めに
長時間の立っての仕事は下半身に血が集まり、疲れを感じやすくなってしまいます。最初は15分から始めることをお勧めします。いきなり8時間の立って仕事をするのではなく、15分立って、休んで、また立ってを繰り返しながら徐々に体を鳴らしていきましょう。

○長身、肥満、貧血気味の方はご注意を
血液は重力の影響を受けるので、長身の方や貧血気味の方が実践をすると体調を悪くする場合があります。自分の体調にあった働き方が大事です。
また、肥満の方は体重の負荷が膝にくる場合があるので気をつけてください。

○軽い運動と組み合わせる
下半身の血液を移動させるために足踏みや階段の上り下り、スクワットなどに意識的に取り組みましょう。休憩がてら水を取りに行ったり、自宅なら音楽を聴きリズムに乗ったりするのもオススメです!

必要なもの

スタンディングワークを正しく行うためにはいくつか必要なものがあります。
○立って仕事をするための机
○キーボード
○マウス
最低限、上の三つが必要です。

○立って仕事をするための机

当たり前のように感じますが背の高い机が必要です。
1人用の冷蔵庫の上でも、キッチンでも構わないのですが、次のことに気をつけてください。

○画面の位置
仕事をする際には視線の向きが大変重要です。
首への負担や集中力など首を曲げて下を見ながらの作業はデメリットばかり!
なので、画面の位置は自分の目の高さにしましょう。
またスタンディングデスクと検索すると高さを変えられる机が発見できます。

さらに画面とキーボードを載せることを考えると広めの机をオススメします。

◎コストを抑えるには

持っている机に昇降式のテーブル、パソコンスタンドなどをおくとコストが抑えられます。

2つあるうちの立ち仕事の場所では

さらにコストカットのために、パソコンスタンドを100均のタブレットスタンドまな板立てを使っています。
短期間でスタンディングワークを終わると思うので安く仕上げました。

また、2つ目では段違いのメタルラック(スチールシェルフ?、ワイヤーラック?)を2つ使い、奥にディスプレイ、手前にキーボード、マウスを置いています。

キーボードは肘が90度に曲がる高さー5cmがいい位置とされています。
手首や腕の負担を考えると薄型のキーボードをオススメします。
厚いキーボードの場合はリストレストを併用しましょう。

○最後に

今回の記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
今更ですが、今回の記事はスタンディングワークをしてもらうためのものではありません。健康意識が少しでも上がり、仕事中に少しでも運動や休憩を挟んでもらえればいいなと思い書き上げました。本気でスタンディングワークをしたい人はさらにネットで調べてください。