VRChatやってて感じる良い話し方と悪い話し方
はい、たましこです。
VRChatをやっていると、国籍や性別問わず数多の人と会話をします。リアルの会話と比較して情報が少ない分、会話は大切です。
「身振り手振りも出来るし、表情だって変えられるじゃん!」と思う人もいると思いますが、それでも会話の大切さは現実以上です。
会話の仕方に正解はありません。ただ、明らかに改善してほしい話し方をする人もいれば、とても上手な人もいます。何が違うのでしょうか?
たましこは会話に詳しいわけではありませんが、独断と偏見を含めた個人的な感想を並べていきたいと思います。
良い話し方をする人あるある
ハキハキ喋る
就職活動をしている時、よく「ハキハキと喋るのが大切です!」と言われますよね。しかし、「ハキハキと喋る」と言う語彙を説明出来る人はあまりいないと思います。オノマトペを説明するのは難しいです。
所謂マナー講師の人に、どうやったらハキハキと喋れますか?聞いたことがあります。
「色々ありますけど、接続詞と句読点を意識して話すといいですよ!」と教えて貰いました。曰く、「逆にもっとハキハキと喋って欲しいと感じる人は大体単語が繋がってる、単語が分からないのに全体を理解できる訳がない」とのことです。
これは私も意識しています。極端な話、「わたしごはんたべる」よりも「わたし ごはん たべる」の方が聞き取りやすいです。ゴリラみたいな喋り方の様に感じますが、全部繋げる人はゴリラ以下です。それに接続詞をつけると「わたしはごはんをたべる」になります。句読点を意識すると、「私は、ご飯を、食べる」となります。おっさんのお叱りLineみたいになりましたが、声に出して話す上ではかなり聞き取りやすくなります。
また、接続詞を意識すると文全体が整理されます。詳しくはまた後述しますが、何を伝えたいのかを自分で整理できます。
あと、ゴリラは喋りません。
突然話し始めない
これはかなりの偏見が混じっています。
以前にTwitterでこんなのを見ました。
https://twitter.com/NarumiHayase/status/1253891151993532417?s=19
「こいつ、これから話を始めるな」と相手に覚悟させる言葉を言うと、相手は聞く姿勢になってくれます。VRChatをやっているとよくある、「同時に喋り出してお互いに遠慮するアレ」が激減します。「あー」とか「んー」だけでもかなり変わります。ただし、それらを多用すると話がこんがらがります。最初だけにしておきましょう。
常に一定の音量
最後まで一定の音量を保ってくれます。VRChatに限らず、最近の通話ソフトやアプリでは、ノイズゲートが組み込まれています。小声でぼそぼそと喋るとそもそもマイクが拾わなかったり、ノイズゲートにより消されてしまいます。
抑揚をつけるなと言うわけではありません。しかし、語尾に近づくにつれ音量が下がっていく人も少なくありません。普段会話をしていて、最後が聞き取れない事が多いと感じます。
最後まで一定の音量を出しつつ話すのを意識すると、案外息が持たなかったりします。息継ぎを自然に行えるようになりたいですね。
(おまけ)知っていることでもちゃんと聞く
これは話し方と言うより話の内容ですね。イベント中のスタッフ間の報連相等を見てると特に感じますが、相手の報告に対して「知ってるー」と返すの、止めませんか?
これは正直すごく難しいです。知っていることを教えられるのは苦痛です。知っている情報をわざわざ告げられるのは嫌になるかもしれません。しかし、それを無下にせず「あいよー」と返すだけでも印象はかなり変わるはずです。
相手はあなたに報告をするのが目的です。目的を達成させてあげましょう。
改善して欲しい人あるある
小声でぼそぼそ喋る
ド定番ですね。何言ってるか分かりません。直してください。
一息で全て話そうとする
語尾が下がる人や、だんだん早口になる人にありがちです。誰も急いでいないので、話の最中に息継ぎしてください。
滅茶苦茶早口
たまにいます。「ゆっくり喋って」とお願いすると、超早口のまま単語ごとに区切ってくれます。そうじゃあねえ。
ボイスチェンジャーが下手くそ
一部の人から反感買いそうですが、これは最近かなり感じます。
使うならもっと聞き取りやすい声にしてください。20年前のホームビデオも驚きの音質の悪さです。もはや日本語かも分からない人だらけだと感じます。
Windowsのマイク設定を見ると、自分のマイクが拾う音声を聞くことが出来ます。ボイチェンの出力結果を自分で聞きながらプレイするといいかもですね。
設定が難しい?難しいですね。しかし、だからと言って周りに迷惑をかけては行けません。
尚、「僕の声大丈夫かなぁ」と普段から考えてる人は大体問題ないです。そこは心配しないで下さい。
会話はキャッチボール
よく使われる例えですが、会話はキャッチボールです。変な方向に投げ飛ばしたり、一度にいくつも投げたり、消える魔球だったり、そもそも相手に届かない玉だったり、そういうのはキャッチボールとは言い難いです。
コツを羅列すると、案外数は多くありません。相手が受け止めやすく、また、相手が返しやすいキャッチボールを出来るように意識していきましょう。
たましこ