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『IN VOGUE:THE EDITOR'S EYE』編集者の情熱に迫る

こんにちは、たんぽぽです!

世界で一番有名なファッション誌と言っても過言ではないVogue誌。その変遷を、歴代Vogue編集者とともにたどっていくドキュメンタリー作品『IN VOGUE:THE EDITOR'S EYE』のアウトプットをしていきます。


〇Vogueクオリティ

私はVogue誌面をあまり見たことがあまりなかったのですが、そのクオリティや美術館に飾られてもいいのでは!?というレベル。もはやアート!編集者によって、コンセプトやスタイルが全く異なるも、全ての方が”1ページ”にかける確かな情熱を持っていらっしゃることが分かりました。私が好きだったのは、1987年から現在に至るまでVogue誌のエディターでいらしゃるフェリス・ポスニックさん。いかに読者の目をとめ、尚且つ社会的暗示の含むファッション性の高いページにするか。そのために何か月も求める形のハチの探しまわったり、モデルではなく精工な人型ロボットを使ったり、、、”ファッション誌”の枠をはるかに超えるものを感じました。

〇Vogueとともにたどる女性史

ファッション誌であるVogueは女性読者に向けて発売されました。その女性の読者のニーズを叶えるための誌面をたどると、おのずと当時の女性像が浮かびあがってきます。それは、特集される服から、使用されるモデルのタイプ、あらゆるところで知ることができます。ファッション誌が、女性史の資料になるとは、、、これも長く愛されてきたVogueだからこそだと思いました。


〇編集者たちの集合写真

このドキュメンタリーでインタビューをうけた編集者たちが一同に集まり、集合写真をとるシーンが最後にあります。この写真の編集者たちの一人一人の自信にあふれた表情に圧倒されてしまいました。”私が一番優れている”という自信ではなく、”自分のスタイルに誇りを持っている”という表情。自分をよく知り、自分にしかできないことをやってきた実績が自信に変わり、一人一人異なるけれど、その人らしい一番の輝く表情を作り出しているように感じました。

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何気なくパラパラとめくっている雑誌の一枚一枚に、編集者の方の情熱がこめられているのだということを知りました。雑誌だけではなく、全ては誰かの手によって作られているという、当たり前だけど、忘れがちなことに気づくきっかけになりました!

それではまた、たんぽぽでした!

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