これで三回目だ。今度ばかりは、叶うと思っていた夢。もういっその事、夢なんて見なければよかった。期待なんてしないほうがよかったのに。ぼうっと机の上の角砂糖の入った硝子瓶を眺めていた。コーヒーにいれる砂糖なんて何気なく選んでいたけど。そんな風に何気なく選ばれない砂糖が僕なんだろうな。
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