人生は確率じゃない話
セブンイレブンが700円クジをしてる。
店員さんに話を聞くと3枚引けば1枚くらい当たりが出る確率で当たるそう。
くじを引きたいというのは、人間の普遍的な欲求に根ざしているらしく、連日多くのお客様が来るそうだ。
そこに、お菓子コーナーにある子供向けのポケモンカードを買い求めに学生が来たそうだ。結構な量を買って行って、お店の前で袋を開け、キラキラカードが出るかどうかを確かめる。
何回か繰り返し、お店のカードをあらかた買い占めてあたりを確認した後で、当たらず、クレームを言いに来たそうだ。
なにやら、
6回に1回はキラキラカードが入っているはずなのに、相当数を購入しても出ない。お店でズルをしているに違いない。
キラキラカードが入っていると、なんグラムか重くなるから、従業員がそれを測って抜いているに違いない。
こんなに買っているのに出ないとは、ズルだ。おかしい。
というわけである。
しかし、お店の方は来たものをそのまま並べているだけで、ズルをしていることはない。何度も押し問答になり、2台しかないレジはつまり行列ができたそうだ。
わたしとしては、「人に濡れ衣を着せる」という行為が、運気を下げたんだな。と思った。
なぜなら、冒頭に出てきた700円くじも10回ほど引くチャンスがあったのにかかわらず、彼は1つも当たることがなかった。ということからだ。
我が家も何度かくじを引かせてもらったが、3回に2回は当たっている。
それは、ムスコが引く係なのだが、彼は4歳児ながらいつも「やってくれてありがとう」とお礼を言うことを書かさない。
嫌なことがあっても、笑顔でいる。
人のことは信じる。
それらを教えたことはなくても、そうすることがかっこいいから。といって、日々行っている。
彼が当たりを引く確率は、100%に近い。
人生は確率じゃない。
なにを出したかによって、受け取れるものが変わる。
その事実を突き詰められたわたしでした。
息子は、「俺が思うかっこいいはこんな感じ」をしっかり持っていて、自分自身への肯定感がすごい高いんです。
そのうえ、さらに「ありがとう」「ひとにやさしく」を徹底することで「俺すごい」を高めている。いい言葉だから、人にも高めてもらえる。
そうすると、望む現実がすごく加速して、天が味方してくれるようになる。
くじ運に顕著に現れた話でした。
あや