本当にあった怖い話

みなさんこんにちは!ドラッグストア薬剤師のたんぽぽです🌼
面倒な方は青い所から読んでください!

お薬関連職の人でもそうでない人でもぜひ知ってほしい、聞いてほしいお話です

突然ですがドラッグストアにお薬手帳は持って行きますか?
何も考えず風邪薬買おうとか思ってると取り返しのつかないことになるかもしれません。

うっかり購入したら危険かも!?
お薬手帳と薬剤師の意義

今回は気管支喘息のお話

レジにてアラートが鳴った。
一類医薬品は薬剤師の対応必須のため、一類アラートがなり薬剤師はレジへダッシュ

👩「ロキソニン総合かぜ薬ください」
🌼「飲んでるお薬はありますか?」
👩「はい、お薬手帳持ってます」

🌼ふむ、そこに書いてあったのはなんと

ブデホル!!! ∑(゚Д゚)

🌼「お客様、もしかして気管支喘息をお持ちではないですか?」

👩「はい、そうです。でも薬局の薬剤師さんに勧められて、仕事も行かないとなので買いにきました。」

ちょっと待てーい!勧めたらあかんやろ!!!

🌼「大変申し訳ありませんがロキソニン総合かぜ薬に配合されているジヒドロコデインが喘息を悪化させる恐れのある成分なんです。また、38度以上の発熱を伴う場合ウイルス性のものも考えられますので病院を受診してください」

ロキソニン総合かぜ薬

箱には気管支喘息の方は使用しないでくださいといった文言はない。
ジヒドロコデインは中枢に働きかけてせきを止めるが、気道分泌を抑制する作用もある。
そのため、気管支が狭くなりやすい喘息の方にはジヒドロコデインというものは逆効果なのである。

今回はお薬手帳を見せてくれたから喘息持ちだと気づけたけれど、何もなければ気づかなかったかもしれない。
また、一類アラートが鳴って詳しく聞き取りができる状況が偶然にも生まれたからできた。

それがなければ気づかず使っていたかも。。。


そう考えるとドラッグストアで自己判断で市販薬を買うのってちょっと躊躇わない?

聞き取りめんどくさいなーとか思うかもしれないけど一応安全を守ってるんですよ🌼



というわけでおーわり!
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