なんでこの子が結婚できて私ができないの?その考え方がブスだった

ちょっと地味で
よくいえば歩く無印良品みたいな同級生。

ガードもなんか硬そうで
化粧っ気もなく男ウケしなさそうな同僚。


「なんで
彼女たちは結婚できて
わたしは結婚できないんだ?」

過去のわたしは本気で
こんな疑問を感じていた。

「わたしの方が彼女たちより、
髪を巻くのだってうまいし
男ウケメイクだってたくさん研究してるし
モテる服装だって熟知しているし
男性へのLINEの返し方だってきっと上手い。」


なのに、


なんで
わたしは夫のいる彼女たちとくらべて、
夫候補さえ見つかってないんだ


そりゃ、中身が大事とか、
中身が大事とか、
中身が大事とか?


100年前から言われているような
綺麗事もわかるけど、


そんなの当時のわたしには
全然納得できなかった。


それはきっと


幸せの見え方を履き違えてたから。

仮に、わたしがその同級生や同僚だとして
「その夫と結婚するか?」といわれると
きっと付き合ってもいない。
(失礼極まりなくてごめんなさい。)


当時のわたしの理想の夫像は、

イケメンでソフトマッチョで
お金持ちで高級車に乗っていて
タワマン住まいで・・・・と

いかにも!な方がタイプで。


よくいるインスタグラマーの夫との
キラキラ生活みたいなのが
「幸せそう」であこがれて夫探しをしてた。


そして、実は日々の
婚活モテ女への研究のかいあってか、
その基準をクリアする人とは出会えて
数人とは付き合うことができた。


が、しかし。



いずれも一瞬にして別れた。



あれだけ
あこがれてたのに、、、。

求めていた夫候補だったのに、、。


顔面、体型、金銭面、住まい、車
ぜんぶ完璧なのに、



人柄がぜんっぜん合わなかった。



びっくりするほど波長も合わなかった。



けれど
「せっかく手に入れた理想を手放すまい」と
わたしは彼に合わせよう合わせよう
釣り合おう釣り合おうとして、

背伸びしてみたり気取ってみたり、、。

まぁ、周りからみるとそれなりに
格好はついていたのかもしれないけれど、


ふと彼と一緒にいるときに
トイレで鏡に映る自分をみて
「だれだこれ?」みたいに
思ったりもした。


着飾ってるし似合ってたけど、
全然幸せそうじゃなかった。



その経験を数回繰り返して
やっとわかった。


周りからみて「幸せ」を気にしてる内は
同級生や同僚のような
「結婚」の本当の幸せって
きっとわからないんだろうな。。。と。



まぁ、わたしの理想へのあこがれが強かった分、
知りたくない真実でもあったし

知ってしまって
ちょっと心が傷ついたこともあったけど、
気づいてしまったものは仕方ない。


その経験もわたしが「わたし」を
この時代で心地よく生きていく上で
知らないといけないことだったから。



そして、そこからは、
だれの結婚報告を聞いても
ちゃんと善人として(笑)
受け止められるようになった。


人のことも
周りから見てどうとかより
わたしが見てどうかで感じるようになって、

その人の外からは見えないあたたかさとか
気づけるようになったかなとは思う。

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