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10年前のわたしに言ってあげたいこと

「だいじょうぶ。嘘だと思うかもしれないけど、その彼とはもうすぐ別れることになるから。


もうしんどい思いも、不安な気持ちにも、ならなくていいからね。」


10年前、26歳のわたし。とにかく埋まらない不安がたくさんあった。


恋愛では、当時の大阪と名古屋の遠距離をしていたんだけど、


なかなか会えないからなのか、彼との相性の問題だったなのか、ずっと不安だった。


こんなに好きなのに、不安で押しつぶされそうになる。


彼と一緒にいる時間は大事にしたいのに、不安が埋まらない。


一緒にいても、となりで寝てても、落ち着かなくて、ずっとつらかった。


けど、なんとか安心したくて、頑張って、たくさんいろんなところデートいって、


思い出で埋めよう埋めようとしてたけど結局埋まらなかった。


一番覚えてるのは、フリーの友達と話ているときに


「これなら彼氏いない友達の方がよっぽど幸せじゃん。彼氏がいるのにさみしいって、まじで苦しさしかないじゃん。」ってこと。


当時、仕事では、4社目の転職をして、どこいっても最初は新鮮で頑張れるんだけど、


慣れたころには「あぁ〜、なんのためにこんなことやってるんだろう。」って。


どう考えても「生活のため」って答えしか出ないくせに、ずっとその考えがループしては、


「このまま歳をとっていくのか、、」って、満たされない思いだった。そんな10年前。


いま、そのときのわたしとお茶できるなら、全力で「だいじょうぶだよ」って伝えてあげたい。


「びっくりするぐらい、ひとりでも楽しい未来を自分で作っていくことが決まってるから」って教えてあげたい。


「そんな彼なら捨てちゃいな!」って言ってあげたい。笑


通ってきた道にショートカットなんかないし、選んできた選択肢に後悔もないけど、


10年前の不安でいっぱいだったわたしに、10年後のわたしから「だいじょうぶ!」って全力で安心させてあげたいな。






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