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疎遠だった友達に出産祝いをあげたくない

このあいだ、小学校からの友達Aちゃんから出産の報告の連絡がきた。


「出産本当におつかれさま〜!」と思う気持ちの反面、これまでのAちゃんの態度と気遣いの無さにイラッときた。(ちなみに、わたしは子供持ちたくない派)


というのも、もともとわたしとAちゃんは小学校からのつき合いではあるものの、社会人になってからはほとんど疎遠で、この数年は連絡をとることもなかったんだよね。


特に、Aちゃんはインスタ大好き系女子だけど、わたしはインスタもう辞めちゃってる系女子だから、


Aちゃんのストーリーとかまじで知らない状態だったの。


そんななかで、たまたまは半年まえぐらいに別の同級生の友達から「Aちゃんって結婚したらしいね!」って聞かされて、


「えっ!!そうなの?しらない!しらなーい!」ってめっちゃびっくりした。


というか、連絡がもらえなかったことに「ああ、そうなんだ」と感じつつも、笑


すでにお互いの「いま」を知らなさすぎてたから、Aちゃんが誰とつき合ってて、どこに住んでて、仕事は続けてるのか変わってるのかとかもまったく知らなかったし、


疎遠になるまで、お互いが連絡して聞こうとも思わなかったわけだから、


「ああ、AちゃんはAちゃんの新しい道を進んでるんだなぁ、」って



しみじみAちゃんという独身仲間がひとり卒業したんだなって感覚になってたのね。


そんなAちゃんからこの夏、久しぶりに「たもつひさしぶり〜!元気?」って連絡がきて、

その瞬間わたしは「うわ!絶対、結婚式の案内だ!」って、疎遠な友達に祝儀つつむのめっちゃイヤ!って率直に思った。笑



だって、小学校からの友達だっとしても、数年連絡もとってなくて、旦那もどこぞの誰かも知らないし、なんにも近況も聞いてなかったのに、いきなり連絡して祝儀つつんで結婚式参列なんて、虫が良すぎるじゃん。笑


しかも、わたしは独身の身だぞ?笑
ダミーの結婚指輪でもして行こうか。(見栄)笑


ぶっちゃけ断りたくて、(行け)笑、なんて返そうか迷いつつ、しばらくラリーを続けていたら、まさかのAちゃんは結婚はしてなくて、


なんなら結婚する予定はなくて、未婚の母になるという選択を聞いて、でらびっくりしたと!!(方言の大渋滞。)


実は、Aちゃんがいま妊娠しているけれど、旦那になる予定のカレがまさかの結婚にも出産にも同意してくれてない状態で、


だけど、学生時代から結婚願望も子供が欲しい気持ちも人一倍強かったAちゃんは、36歳で最後のチャンスかもしれないと思って産む決断をしたんだと。


きっとその決断をすることにいろんな気持ちを乗り越えて、前に進もうとしたんだろうなと、計り知れない気持ちになって、


そんなAちゃんの生き方を尊重したいなと思った。


そして、そのあと話の流れでひさしぶりにお茶することになったんだけど、そのお茶した帰りのわたしの気持ちは、めっちゃしらけてしまっていた。


わたしは会うまでは、てっきりAちゃんが純粋に久しぶりにわたしに会いたいとか


わたしに大変だった自分のこれまでの思いとか聞いてほしいとか


そういうあったかい友達同士の気持ちから誘ってくれたものと思ってたんだけど、


実際は、これから未婚で、相手からの養育費が望めない可能性の方が高いなかでAちゃんが子育てしながら生計を立てていくために、


個人事業でやってるわたしがなんだかラクして稼いでるように映ってたらしく、金銭面の情報収集したいだけだった。


最初は「あれ?なんか話題がおかしいな?」と思いつつ、だんだんわたしに聞いてくる内容が


久しぶりなのに、わたしのことよりも起業のこととか、収入のこととかが多くて違和感を感じて、


Aちゃんは妊婦だし、体調を気遣って、わざわざ田舎から電車を乗り継いで暑いなか、Aちゃんのところまで会いに行ったことを後悔した。


もちろんAちゃんの状況を考えると、これからのお金のことは生命線として一番大事なことで仕方ないと思うんだけど、


これまでわたしと数年連絡とってなくて、いきなりなにも知らないわたしに簡単に自分の状況だけ説明して、


わたしから今の自分がほしい情報だけ参考にしようと呼び出された感じがして、


そういう雑な扱いがすごくイラっとしたし悲しかった。


ああ、もしかしたらずっと前からAちゃんのこういうところを感じていたから疎遠になっていったのかもな、、



ちなみに、出産の連絡がきてから「また会おうね!」と言われたけど、もう会いたくない。笑


てか、もし会うとしても、体裁的に出産祝いを用意していかないといけないのかと思うと、こんなにあげたくないと思う出産祝いなんてないよ!笑


お金使いたくないよ!笑


疎遠になったのって特に理由を感じていたわけでもなかったけど、本当は心の底ではじわじわともう一緒にいるのがイヤになっていた気持ちもあったんだなと、


あらためて整理されたこの夏の出来事でした。

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