FacebookとInstagramでオンラインストアを無料開設できる「Facebook Shops」発表。日本ではいつから?
昨日、Facebookが一部地域でECサービス「Facebook Shops」の提供を始めたと発表しました。手軽にECをFacebook上に開設でき、ユーザーがFacebook内で買い物ができるサービスです。
Facebook Shops 紹介動画
小売事業やD2C事業をされている皆さんには朗報です。
今までの「facebook shop」の場合、日本ではfacebook上で決済ができないため、結局外部の決済に紐付けるか自社サイトに遷移してからでなければ購入されませんでした。
シンプルにクリックする数が多くなるため自然とコンバージョン率が下がってしまいました。(ユーザーの購買データを全て1つの自社サイト内にまとめることができるのは良いところなんですけどね。)
「shops」なら他に遷移することなくfacebook上だけで決済まで完結するようです。「Messenger」「WhatsApp」「Instagram Direct」などのメッセージサービスを介して他サイトへ遷移なしで決済できるようになるそうです。
既にアメリカやいくつかの国ではMessengerで決済できるFacebook Payが使われています。おそらくこのFacebook Payと「shops」が連動してfacebook上だけで決済が完結することになりそうです。
Facebook Pay
またeコマース用のプラットフォームを提供しているshopifyとの連携も強化すると述べられており、shopifyオーナーは簡単に「shops」と連携ができるようになります。
本日5/20時点でshopifyのfacebook連携のページを確認したところ、既存のfacebook shopとは連携できますが、新サービスのfacebookの「shops」との連携はまだできないようです。
この夏にはInstagram上でもInstagram内だけで決済まで遷移なく完結する「Instagram Shops」の展開を始めるようです。
僕のようなD2C事業者からすると、外出自粛の影響でSNSのトラフィックが増加している今、shopsは無料で販路を増やせる有効な施策として取り入れやすいサービスです。
現状、どの地域がいつから「shops」が使えるかの発表はされていませんが、日本での展開が始まれば自分のshopifyサイトで連動をすぐに試して結果をご報告できればと思います。