フィットネス界のNetflix「Peloton」に学ぶ ハード物販+ソフトサブスクモデル
アメリカのPeloton(ペロトン)というエアロバイクサービスのスタートアップブランドをご存知ですか?
今はコロナで自宅から出れない人が運動不足を解消するために自宅でできるトレーニング機器が売れています。
Pelotonでは自宅で使えるエアロバイク販売し、そのエアロバイクでフィットネスプログラムを体験できるサブスクリプションのサービスを提供しています。
自分の好みのプログラムを選んで自宅にいながらカリスマインストラクターの本格的なフィットネスライブを受けることができます。
運動データも全て記録されるので、自己ベストの更新や、ライバルとの競り合いをモチベーションにしたりと、毎日継続して取り組めるように仕組み化されています。
ユーザー同士のコミュニティを育てることにも力を入れており、Pelotonの平均月間解約率はなんと驚異の0.74%だそうです。
先日発表された2020年2Qの売上も前年比+77%と高成長しています。
一度始めるとクセになりもう抜け出せない状態までユーザーの生活に入り込むほどの作り込み具合がすごいです。
今は多くの企業がビジネスモデルをサブスクリプションモデルに切り替えて売上を安定させようとしています。
今後サービスを考えるときはPelotonのモデルが勝ち筋になりそうです。
サブスクリプションを提供するだけではなく、Pelotonのように自社のハードウェア物販+ソフトウェアサブスクリプションでファンを育てることができれば勝ちパターンが確立できそうです。