リアルVketへ行って思うこと
こんにちは、たもんです。12月に入ってから長いと思っていたVketイベントもいよいよ数時間の残すのみとなりました。(執筆時点で)
ここまであっという間でしたね。私は、今回からVRChatのPCワールドを巡れるようになったので、ほぼフルで巡ったのは初めてになります😀
そして、夏に引き続き今回もリアルVketが開催されました。前回の秋葉原から場所を移しての原宿・渋谷です。東京の東側から西側へという感じでしょうか?
私も、行ける距離であったので、前回に引き続き1日目に覗きに行ってみました。前回と異なるのは、会場が複数箇所に分かれていることです。そのため、どの会場もそこまで大型ではなくて、なんとなく分散した感じはしました。ただ、原宿と渋谷という近くてそこまで近くない街を巡る回遊性はちょっとしたワールド探訪感がありました。
今回は、前回やらなかった謎解きにチャレンジしました。(前回やらなかったのは時間がなかったからですけどねー)スタート地点の原宿へ朝の早い時間に訪れて受付を済ませて出発です。(多分謎解きについてはいろんな人が詳細にレポートあげていると思うので、ここではそれについては書かないけれど・・・)
スタート地点が竹下通りで、そこから歩いて竹下通りのチェックポイントを経て明治通り(この辺りは土地勘ない人は読み飛ばしてね・・・)にあるいくつかの場所を立ち寄りつつ渋谷駅の方へ向かっていきます。
この流れ・・・・どこかで記憶にありませんか???
そう、Vket2023Winterの「パラリアル渋谷・原宿」のルートそのままなんです。また、ワープ原宿ではAURORAという傘のブースがありました。これみた瞬間に「あっ、ヴァーチャルと同じだ!」と一人歓喜していましたね。
謎解きは、リアルとヴァーチャルを一生懸命融合させようとやっている感じでした。各種チェックポイントでお題を探して、スマホ内の物語と謎をシンクロさせながら解いていきます。今回は10箇所ある謎のうち3箇所以上をとければクリアーとなっていますが、その謎の難易度はチェックポイントごとに異なっていて、やっぱり難易度が高い謎は解くのに時間がかかりました。謎を解くためのヒントがリアルの場所にしかないことでリアルとヴァーチャルの謎解きが成立している感じでしたね。こちらも、無事にクリアーできて、私自身はリアルでこういうことを普段してこなかったので新鮮でした。(巡るのに混ぜていただいたサウスさんありがとうございます🙏)
主要な会場ではVRChatにいるVketアンバサダーの方とカメラ越しで会話もできるようになっていました。当然アンバサダーの方はアバターですが、こちらはリアルアバター(?!)になってしまうので、技術が進んだら、リアルな会場でもヴァーチャルな姿で映すことが気軽にできるようになるのかなーというのはちょっと思いました。
そのほかにも、各グループのリアルVKet出展ブースを見学しに行ったりと、それなりに満喫したかな。出展ブースはヴァーチャルの場合だと無人の時にお邪魔することが多いのですが、リアルだと直接出展者の方とコミュニケーション取れるのはいいですよね。こういう販売に関しては、ヴァーチャルでもコアタイム等で取り組み始めているので、回を重ねるごとにどんどん良くなっていくんだろって感じています。
あと、ヴァーチャル上でもリアルでもヴァーチャルを購入するとその場で手に入るけど、ヴァーチャルでリアルを購入すると数日待たないといけないのでリアルでリアルを購入できるのはいいよね〜
さて、リアルVketには夏と冬の2回行ってみたのですが、感じたのはヴァーチャルとリアルをどう融合させるのかということが大きな課題なんだろうなって感じました。この辺りはMRとかXR的な要素がちょっと含まれてくるのかなっていうのも感じもしつつも、VRの延長がMR、XRでは決してなくて異なる次元で文化は進んでいくのではとちょっと思ったのが、リアルVketではヴァーチャルになれないということ。ヴァーチャル世界のいいところは、リアルと別の人格で生活できること。でもリアルを全面に出してしまうとそれが崩壊してしまうこと。この点、人によっては、フィジカルではできないことをヴァーチャルでやっている人もたくさんいると思うので、そういう人にとってはリアルイベントオンリーは逆にハードルが上がってしまうのかもってちょっと思いました。だとすると、フィジカルとヴァーチャルの同時並行というのが着地点かも。
また、リアルVketは残念ながらまだ東京だけでの開催なので、大多数の方はリアルでここへ来ることができません。なので、ヴァーチャルワールドの存在感は大切なんだなぁと改めて感じました。
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