【就活面接】今日ここに来るまでにあなたに訪れた課題って何?
こんにちは〜インフラエンジニアのtamolabです!
今日は私が就職活動の時、4次面接で聞かれた内容についてお話ししたいと思います。聞いてきたのは忘れもしない、今の私の間接的な上長(執行役員)のお言葉です。
1. 課題発見能力とは?
面接官「今日あなたはここのオフィスに来るまでに、朝起きて、準備をして、電車に乗って、、といろいろなことをしたと思います。その過程であなたに訪れた課題について教えていください。何を課題と感じましたか?」
これは強烈でした。私も面接対策として課題発見と解決の経験、当時苦労した話などのストーリは完全に頭に叩き込んできたのですが、まさにリアルタイムで問われるとは思いませんでした。この質問は、相手の課題解決能力や発見能力のうんぬんというより、「ちゃんと世の中のこと良くしようと思ってる?自分の意思持ってる?」を簡潔に問われた質問と感じました。
これはいい質問だと思います。笑 皆さんはすぐに答えれますか?日頃ちゃんと課題意識を持ってますか?なかなかすぐに言葉にできる人は意外と少ないんじゃないかと思います。
2. IT企業で求められる力
IT企業の社員はこの力(課題と認識する力)が最も求められるべきだと思います。ジョブズさんのように日常の生活にビジョンを持っていないとiPhoneなんてデバイスは誕生しませんし、日常の決済に課題を感じる人でないとQRコード決済(paypal, PayPay, LinePay, 楽天Payなど)なんて発想は出ないでしょう。
「電車が混んでることが、私にとって窮屈でした。この課題をなんとかしたいです。」みたいな表面的なことだと、ちょっと考えとして甘いです!電車が混んでる理由は何?出勤時間が重なるの?なぜ出勤しないといけないの?路線が少ないの?電車が少ないの?深掘りを進めていく先やその過程にまだ世の中の課題がたくさんあります。
3. アイデアと出会う方法
世の中にはまだまだビジネスチャンスがあります!ガラケー時代に誰もスマホの普及を予測できなかったように、10年後の世界を予測できる人は少ないでしょう。しかしその訪れは、日常的かつ継続的にそのことを考えておく必要があります。常に考えていないとチャンスやアイデアになるきっかけがあったとして、気づけません。未来を予測するんじゃなくて、未来の常識を作っていくには、この課題発見の力が必要不可欠かと思います。
古代ギリシャの超天才のアルキメデスさんは、いつも通りお風呂に入った時に水が溢れるのを見て浮力の存在にふと気づいたと言います。これは浮力のことについて考えていないと絶対に気付けません。アルキメデスさんが気づかなかったら、船や気球の発展も遅れたでしょう。
ニュートンさんも、木からリンゴが落ちる様子を見て重力の存在に気づいたと言います。これは力のエネルギについて考えていないと気がつかなかったでしょう。
noteを投稿するみなさんも、常日頃から「何の記事を書こうかな」と思っているからこそ、小さな変化や日頃の何気ない出来事に対して、「これ記事になる!!」と発見できるわけです。
私が当時受けた質問は、物事をよくしていく、新しい発想やアイデアを生むために必要不可欠なスキルについての基礎的な考えを教えてくれた気がしています。
3. キーワード
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