高尾縦走と、本屋での出会い
◆秋のハッピートレッキング
3連休初日、久しぶりに高尾山に行った。
高尾山はアクセスの良さと、適度なトレッキングができるところが好き。
先日、吉玉さんが高尾の楽しみ方についての記事を書かれていたので、裏高尾エリアにも初めて足を伸ばしてみた。
高尾山口駅には、お昼時の12時ちょうどに到着。
これから回りたいルートを考えると、あまりゆっくりしてられないなー…と思いつつ、いつも登る稲荷山コースへ。
ここは他の登山道と比べて山道感があり、そのせいか人も比較的少ない気がする。といっても、今日は高尾山が一年で一番混む日だったらしく(後で行く珈琲屋でおじさんが言ってた)、人通りが絶えなかった。あといつも思うけど、山頂直前の階段がめちゃ辛い。
1時間ちょっとくらいで山頂に到着し、持ってきたおにぎりを食べる。
どこにいても誰かの写真に入ってしまうくらいの人出のため、早々に小仏峠・城山方面へ。
頂上〜紅葉台の真っ赤なもみじは、それは綺麗でした。宴会してる人もたくさん。
尾根伝いに歩くのが好きなんだけど、この辺りの風景はとてもよかったなぁ。
うん、良かった。思い出してなんだか気分が晴れた。
また1時間くらいで城山山頂に到着。見晴らしがとてもよい。
トイレは女性用だけで7つくらいあるのに、使えるのは3つくらいだった。
初めてのルートを歩くときはどうしても慎重になる。山は麓よりも日が落ちるのが早いし、これから行こうとしている道にどれだけアップダウンがあるのかもわからない。(今回は吉玉さんの記事に「歩きやすい」と書かれていたので、そこまで不安はなかった。)
なので城山頂上でも長居はせず、すぐに日影沢林道へ向かう。
たしかに、人が全然おらん。
下まで降りる間に、本当に5組くらいしか登山者に会わなかった。(途中のキャンプ場にいた人は除く)
同じ時間、きっと高尾の1号路とかは原宿竹下通りみたいな人混みになってただろうに…言いすぎかな…
名前の通り、太陽を背にして下るコースになるので少し暗いけど、今日は晴れ間も見えてたのですがすがしく歩けました。
まじで林道。歌いながら歩いてても全然OK
うねうねと続く道を下ること1時間超、15時すぎくらいに下山。良いペースでした。
キャンプ場を過ぎて、旧甲州街道に出る。
日影バス停を通り過ぎてすぐの「珈琲自家焙煎の店 ふじだな」へ。
ここ、吉玉さんの記事を見て一番行きたい!と思っていたところ。
山の麓で自家焙煎の珈琲屋なんて、やりたいことすぎ。夢!
中に入ったら登山後のシニアの一団がお茶していた。
快く席を開けていただき、つくづく余裕のある大人っていいなと。
このお店はブレンドコーヒーのみ。丸みのある味で、美味しかった。
隣に座っていたおじさんが話しかけてきてくれる。
カメラは何を使ってるのか、今日はどういうコースを歩いてきたのか、など。よく聞いたら職業写真家の方で、学校行事のカメラマンをやりつつ、風景写真なども撮っている方だそう。ちょうど店内で写真展をやっていた。
すごく良い写真がたくさん飾ってあるな〜と流し見ていたけど、まさか撮った方本人がいたとは。
ちなみにカメラは、ニコンのD850とD800だって。やっぱり、一眼ほしいな…。
お名前を聞き忘れてしまった。またどこかで会えるだろう。
ちょうどコーヒー豆を切らしていたので、「モカブレンド」も買う。説明文も味があるなあ。
コーヒーも美味しかったので、次回も来ようと思う。
お店を出て、16時すぎのバスに揺られて高尾山口駅へ。
4時間だけだったけど、お天気にも恵まれたし、帰りのコースもすいてて大満足。次は元旦かなー。
◆ヤノマミ
ハイキングの帰り、日はすっかり落ちて巨大な満月が浮かんでいたけど、まだ晩ご飯まで時間もあるので地元をうろうろ。
こういう時しか寄らない古本屋に入り、一冊の本を偶然発見。
ヤノマミ(国分 拓 著)
この本、古民家のリノベーションを終えた友人のお家にお邪魔したときに本棚に置いてあり、友人におすすめされてなんとなく気になっていた本。
しばらく頭から抜けていたけど、心の準備も何もなかったのにパッとタイトルが目に飛びこんできてびっくりした。
セレンディピティとか書きたくなるレベル。
ちなみに、「ヤノマミ、それは」の後には「人間という意味だ」と続いています。
というわけで、これから読みます。感想文も書きたくなったら書きます。