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若者言葉について思うこと

私は、若者の中でよく使われている言葉で気になるものがいくつかあります。その中の一つは、陽キャラ、陰キャラというものです。学校のクラスメイトのキャラクターを区別するためによく使われていることがあります。全般的に、陽キャラのほうが、外交的で明るくて親しみやすいので好まれやすい印象が有ります。陰キャラは、大人しく、地味なところがあり、少人数を好むので、人気は得られない傾向が有ります。

私は、この陽キャラ、陰キャラの区別は、あまり好ましくないものだと感じます。なぜかというと、その人が明るい人なのかとか暗い人なのかというのは、その人とよく関わってみないと分からないところが多くあるからです。

一見、行動が派手で、外見が華やかで、口数が多い人でも、中身が陰険なタイプな人というのも中にはいるし、見た目が地味でおとなしそうに見える人でも、他人が大好きで、包容力に富む人とかもいるので、そう人は、印象は陰でも実際は明るい人だと思います。

陽キャラ、陰キャラの区別もそうですが、根暗、根明の言葉も似たような性質を持っていて、これらは人間同士の差別やいじめを助長しやすいという問題があると思います。

このような言葉が、学校で広まると、子供たちは、陰のほうに回りたくないという心理が働いてしまいます。全然中身は違うのに、無理してキャラクターを演じてしまいます。

そのため、こういう言葉はなるべく使わないようにして、一人ひとりと、もっと深く付き合って、きちんとした交流をするようにして、第一印象で、選別しないように気を付けたほうがいいと思います。


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