特別編 100回大会の甲子園を神戸に見に行った
100回記念大会の夏の甲子園は日南学園が県の代表校になった
神戸に旅行の計画を立てる
日南学園が夏の県大会で優勝して、甲子園の出場権を得て、しばらくたってから、抽選会があり、日南学園は大会第4日目の第一試合で香川代表のの丸亀城西高校と対戦することが決まった。第4日目は第二試合で、鹿児島実業と秋田の金足農業の試合が有り、第三試合で、 熊本の東海大星翔と岐阜の大垣日大、 第四試合で、徳島の鳴門高校と埼玉の花咲徳栄の対戦が組まれていた。
私は以前から勤めていた農業のアルバイトを辞めて、ある程度お金の貯蓄ができたので、せっかくの100回記念大会なので、このような機会はまたとないと考えて、神戸に行って甲子園を見に行くことを決心して計画を立てた。
服装やバックを買いそろえて、宿泊所と航空チケットの予約をして、神戸の街歩きのガイドブックを買ってきて、旅行で訪問するスポットを決めた。結局5泊6日の滞在となり、ホテルは毎回神戸三宮のカプセルホテルに泊まることにした。神戸にいざ出発!
出発の日を迎えて、駅まで親に車で送ってもらい、都城駅から宮崎駅まで電車で移動して、宮崎駅から海沿いにあるフェリー乗り場に徒歩で移動して、フェリーで宮崎港から出発して1泊して翌朝の8時に神戸に到着した。
1日目と2日目は神戸市内を観光した
神戸市はその日は平日だったので、通勤している人がほとんどで、私は手荷物のバックをコインロッカーに預けて、神戸の中央にある生田神社にいって、参拝をした後、北のほうにある西洋館のほうに歩いて行った。西洋館のチケットを購入して、4か所くらいを渡り歩いて、散策した後、中華街にいって豚まんを買って、となりの広場の椅子に腰かけて食べた。
その後海岸のほうに歩いて行って、写真を撮ったりして外の風景を眺めた後に、評判のいいカレー屋さんによって夕食を済ませて、カプセルホテルに行って1泊した。
2日目はバスを利用して、有馬温泉に向かって、銀の湯と金の湯を訪れたが、銀の湯は閉まっていたので、神社の近くにある蕎麦屋さんで十割りそばを食べた後、金の湯で汗を流して、神戸の市街地に戻ってきて本屋さん
をのぞいた後にカプセルホテルに戻り、次の日の準備をした。
3日目に甲子園を観戦した
3日目は甲子園を見に行くために、朝早くに出発して、地下鉄に乗って、甲子園駅に行った。甲子園には人が沢山集まって並んできて、長時間待たされて、ようやくチケットを購入でき、入場することができた。
その日は天気が良くて日照りが強かった。私は売り子がうろちょろしていたので、ジュースを買って、のどの渇きをしのいだ。私が腰かけたのは、一塁側のベンチの裏付近で、甲子園はテレビで見ていたのと印象が違っていて、
選手たちは思っていたよりも小さく見えて、球場は思っていたよりもコンパクトだった。太陽の光が球場を照り付けて、美しく映えていた。
第一試合 日南学園×丸亀城西
しばらく待たされて、選手たちの準備練習が行われた後に、緒戦の日南学園と丸亀城西の試合が始まった。試合は淡々としたテンポで進んでいき、中盤に日南学園が1点取って、終盤にも1点追加して相手の打線は安定した守備で抑え込んで、日南学園が快勝した。
第二試合 鹿児島実業×金足農業
第二試合は、鹿児島実業と金足農業の試合だった。戦前の予想では、鹿児島実業は甲子園の初戦に強くて、格下の相手には圧勝することが多いチームで、対戦相手は秋田代表で、以前に能代商業に圧勝したことがあり、今回も金足農業に圧勝するのでは、と思われたが、一方でネットの掲示板などに、金足農業の吉田投手が凄いということが沢山書き込まれていたので、ひょっとしたら違う展開になるかもしれないと思った。
いざ試合が始まると序盤から金足農業がペースを握って、試合を優位に進めて、鹿児島実業も4番打者のタイムリーヒットが有って、一矢を報いたが、それまでで金足農業が快勝した。
第三試合 東海大星翔×大垣日大
第三試合は、序盤は東海大星翔の左腕の山下投手が大垣日大の打線を良く抑えていたが、終盤にとらえられて、大垣日大が快勝した。
第四試合 鳴門×花咲徳栄
第四試合は、序盤は鳴門の打線が相手の野村投手を攻めて、得点を重ねて試合を優位に進めたが、中盤まで鳴門の左腕の河野投手が良く相手の強力打線を抑えていたが、終盤に花咲徳栄のほうに流れが傾いて独特の応援と共に勢いがついて逆転して、花咲徳栄が勝利した。
試合後
甲子園の試合を全部見終えて、地下鉄を利用して、カプセルホテルに戻って1泊した。
4日目に家に帰る準備をする
4日目は、ホテルでゆっくり過ごした後に、荷物をまとめて出発して、西のほうに歩いて行って、湊川神社で参拝をした後に元町のアーケードにある、自然野菜がメインの喫茶店で昼食を食べて、洋服屋さんでジムフレックスのオックスフォードシャツが気に入ったので購入して、出航の時間まで街中を散策した後に、神戸港までバスで移動して、船で1泊して、翌朝に電車に乗って地元の都城に到着した。
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