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そのギャンブルが破産するかどうか見抜く方法!!

まいど!

理系大学院卒
現役エンジニアの
サイバーサイエンスTAMOです。

前回は
正規分布とはどういったものか?
について解説してきました。

今回はいよいよ
自力で正規分布を求め、
あなたが実践しようとしている
ギャンブルの
収支がどうなるのか?を
把握できるスキルを
身に着けられるような
内容
をお届けします。

そして、あなたが用意した軍資金が
破産しないのかどうか?

がわかる手法を例題を用いて紹介します。

それでは参ります。

あるパチンコ台を1日遊戯したところ、
初当たりが合計10回でした。

このときの
初当たりまでの平均投資と
大当たり1回の出玉から換算した
配当額を
まとめました。

図24

大当たり1回というのは、
初当たりから
通常に戻るまでに
獲得した
合計額です。

結果は次の表になりました。
表の見方は、
例えば、
初当たり1回目までの投資金額は
8000円で、
その時の大当たりで得た合計獲得金額は
6000円なので、
初当たり1回における
収支は-2000円でした。

1日の収支は+3,9000円だったようです。

この一日の結果から、
あなたが求めている
収支を達成するために
今後もこの台を
打ち続けるべきか?
そうでないか?
を判断しなければなりません。

主に
・日当は満足か?
・破産確率は許容範囲か?

の2点で判断します。

実際現実的には
1日分のデータだけは
ブレが大きく、
判断できません。
最低でも数か月分のデータが
必要になりますが、
今回は例題ですので
計算しやすいように
10回分のデータを扱って
計算していきます。

数か月分のデータを
1日で取得する方法なども
今後記事に上げていきますので、
お楽しみに!


さて話を戻して、
いよいよこのデータを使って
正規分布を求めていきます。

まず正規分布を求めるために

平均(μ)
標準偏差(σ)を求めます。

平均はすでに表に求まっています。
3,900円です。

標準偏差は過去の記事
で求め方を説明しているので
わからなければ読んでみてください。

上記の記事の計算法より
標準偏差σは11,449円
となりました。

平均(μ) = 3,900
標準偏差(σ) = 11,449

これらを次の関数に代入すると
正規分布が求まります。

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