ComfyUIを他のパソコンやスマホなどのデバイスからアクセスできるようにする
はじめに
ComfyUIは強力な画像生成ツールですが、デフォルトではローカルホストでのみアクセスできます。他のデバイスからアクセスできるようにすることで、より柔軟に使用できるようになります。以下の手順に従って設定してください。
1. ComfyUIの設定ファイルを編集する
ComfyUIのインストールディレクトリに移動します。
`run_nvidia_gpu` ファイルを探します。存在しない場合は新規作成してください。
テキストエディタでファイルを開き、以下の行を追加します:
--listen
ファイルを保存して閉じます。
2. ファイアウォールの設定
Windowsファイアウォールの詳細設定を開きます。
「受信の規則」を選択し、「新しい規則」をクリックします。
「ポート」を選択し、「次へ」をクリックします。
「TCP」を選択し、「特定のローカルポート」に「8188」を入力します(ComfyUIのデフォルトポート)。
「接続を許可する」を選択し、「次へ」をクリックします。
プライベートを選択し、「次へ」をクリックします。
規則の名前を入力し(例:「ComfyUI Remote Access」)、「完了」をクリックします。
3. ComfyUIを起動する
コマンドプロンプトを開きます。
ComfyUIのインストールディレクトリに移動します。
run_nvidia_gpuを実行してComfyUIを起動します。
4. 他のデバイスからアクセスする
ComfyUIを実行しているコンピュータのIPアドレスを確認します(コマンドプロンプトで `ipconfig` を実行してIPv4アドレスを確認)。
他のデバイスのウェブブラウザで以下のURLにアクセスします:
http://<IPアドレス>:8188
例:`http://192.168.1.100:8188`
注意事項
セキュリティ上の理由から、信頼できるネットワーク内でのみこの設定を使用してください。
以上の手順で、ComfyUIを他のデバイスからアクセスできるようになります。環境や要件に応じて適宜調整してください。