フットワーク軽く

何をするにもフットワークが重い人がいる。やらない理由や出来ない理由を並べて、全然動かないのだ。

そういう人に限って、「前進することだけが正解ではない」「上を目指さなくても幸せになれる」「人生、時には立ち止まって自分と向き合うことは大事だ」「無理しなくていい、もっと楽に生きよう」などと言う。
確かに、どの言葉も正しい。

しかし、この言葉を言っている人で、本当に幸せそうな人、充実した人生を歩んでいる人を見たことがない。

僕は生きる目的は「成長」にあるのではないかと思っている。80年、長くても100年の短い人生、もちろん楽しい経験をたくさんしたいと思うが、その楽しさは、苦しいことがあるから味わうことが出来るのではないかと思う。その苦しい逆境の中で人は成長出来る。
少しでも成長し、世のため、人のために生きるのだ。

それこそが、自分が生きている意味ではないか。

自分だけが楽しければ良いとか、笑顔でいれたら良いなんてことではないのだ。

そして、成長したければ、フットワーク軽くだ。
まず、動く。やってみる。そうすれば、その中で、見えていなかった景色が見える。
その景色を見ながら、充実した日々を過ごすことが出来る。それこそが幸せなのではないか。

そして、フットワークは意識の問題だ。スキルではない。フットワークを軽くしよう思い、一歩踏み出してみることだ。