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カッコつけない生き方

前職時代まではカッコつけていたと思う。
肩に力が入っていた。マネージャーとして成果を出さなければと思っていたし、多くの部下を抱え、その部下の成長にも責任を負っていた。毎日、悩みの中にいたし、天を仰ぎたくなる日も多くあった。胃の痛みで眠れない日もあった。そして、翌朝になると、「今日も頑張ってみよう」との思いで出社する。そんな日々だった。

しかし、今思い返してみると、その日々があったから、今の自分がある。

今は、肩の力を抜いて働くことができている。

出世を考えることもなく、いい仕事をしようという思いだけだ。

だから、誰かにマウントする必要もない。
カッコつけずに、ありのままの自分で仕事ができている。

とても居心地が良いのだ。
ただ、一つ思うことがある。

前職時代の方が、キレッキレだったことだ。鬼気迫るようなところがあったのだ。
すぐに話の本質が分かったし、どのように話を展開すれば、自分の持って行きたい方向に着地させられるかも一瞬で見えていた。発想力もものすごく高かった。

今は、その感覚が弱くなっている。

そろそろ、あの時のキレッキレの僕を取り戻そうと思う。
「鬼の田村」と呼ばれた時代の自分は取り戻そうと思わないが、眼光鋭い、頭のキレが良い自分を取り戻そう!アクセル踏んでいくぞ!!!

穏やかな自分とキレッキレの自分のバランスを取りながら、突き進みたいと思う。

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