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視点を変える

こんにちは。身長が伸びて、見えなかったタンスの上びっしりの埃に気づいたとき「見えなくていい世界もあるんだな」と思いました。たむです。

今日は視点を変えることで今まで見えていなかったものが見えてくるという話をしていきたいと思います。

友人がホテルでインターンをして従業員視点でホテルを捉えることで様々な発見をしていたため自分もその真似事をしようと、ある店舗を様々な視点から観察してみたのでまとめます。

地元スーパーでやってみた。

ちょうど帰省しているタイミングだったため地元のスーパーを従業員視点であったり、地元外の客の視点で観察してみました。
まずは普段の買い物で思っていたことを書きだします。

いつもの視点

・店舗が大きい
・商品数が多い
・コストコや美味安心、成城石井などのブランド商品の提供が多い
・卵と牛乳が格安
・お肉もブランドものが多く、値段が割高
・でかいフードコート

こんな感じです。特筆すべき点はほかのスーパーと比べて店舗が大きいことと、コストコがあるところくらいでしょうか。日々の生活に浸透していたので特徴があまり見当たらず、言語化に苦労しました。

ここで自分を初めてこの店に来た客と仮定して考えてみました。

初めて来た客の視点

・商品数が膨大
・POPで生産者の顔が見えるようにしている
・オーガニックなどの健康志向が強い商品が多い
・高価格帯のスーパー(札幌で言う東光ストア以上)
・地産地消のコーナーが結構大きい
・駐車場のコンクリートが浮き上がってきてひどい
・ピザのコーナーやビーンズのコーナーなどの種類が豊富
・バイパス沿いで立地が良好

こうやってみると庶民的というよりはある程度収入がある人がターゲットなのかなという風に見えてきます。そこまで質の悪い商品は見当たらず、置いている物自体は素晴らしいように思いました。

最後は従業員視点というか、コンサルタントのような視点で店舗の改善点を探しながら観察しました。

従業員視点

・POPの位置が高すぎてみようと思わないと目線が行かない。

・生産者の顔を出しているものの画素数が荒く、デザイン性も皆無で古臭さを感じてしまう。

・食品売り場の通路が無駄に広く、持て余している。

・フードコートが大きく学生が多く集まるにも関わらず、その近くには野菜などの学生にとって惹かれない商品が多い。
そのため学生がスーパーにお金を落とさない。

・POPを顧客がどこから見るのかを想定して作られていない。
買いながら見るには距離的に字が大きく視認性が悪い。

今までは何の違和感もなかったものも視点を変えることによっていろいろな改善点が見えてきます。この改善点は店にインタビューなどをした訳ではないのでもしかしたら何らかの意図があるのかもしれませんが、気になる部分ではありました。

まとめ

今回は同じスーパーを3つの視点から観察してみました。
普段使い慣れているものも視点を変えることによって今まで見えてこなかった素晴らしい点、問題点を見つけることができました。

消費者としてただ「安い」と受け取るのではなく「どうしてこんなに値段を下げられるのだろう」と売り手側から考えることで日々の生活でも学習を行うことができます。

ただ1点から物事を見つめるのではなく常にいろいろな視点から観察することで「気づける男」になれるように頑張ります!

読んでいただきありがとうございました。ではまた!






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