見出し画像

「エソテリック・ヒーリング年間講座」第11回レポート(前編)

今日は「エソテリック・ヒーリング年間講座」第11回のレポート前編を書きます。

エソテリック・ヒーリング年間講座、第11回のテーマは【自然の法則を超えた魂レベルの「法則」と「規定」】です。

題名的に私の好物ですね。
前回書いた「大宇宙の進化」がまさにそうですが、想像を超えるスケールの話が展開されながらも情報がめっちゃ詳細で体系的、というギャップ萌えです。


『秘教治療(下)』目次

講座第9回のレポートでは『秘教治療』の上巻の目次を見てみましたが、今回は下巻の目次を見てみましょう。

第2部 治療の基本的な必要条件
 第5章 変換の過程
 第6章 除去の術
 第7章 統合の過程
 
第3部 治療の根本法則
 第8章 法則と規定の列挙と応用
 第9章 7つの治療方法

下巻はシンプルな構成ですね。
第2部は、講座の第4回「輪廻転生と死を考える」で習った部分です。
そして第3部 第8章「法則と規定の列挙を応用」が今回の第11回目の講座で習った部分です。
第9章「7つの治療法則」は最終回の第12回目の講座で履修予定です。


3つの法則

現在の太陽系には下記3つの法則があるそうです。

①自然界の法則ー形態性質の分離的な法則
②魂の法則ーグループの完全性を保つ融合する法則
③生命の法則ー存在そのもののダイナミックな法則

①はパーソナリティレベルの法則です。人間は意識がパーソナリティにとどまっている限り、自然界の法則に縛られて生きています。ニュートン力学など、この3次元世界を生きる上で当たり前に存在している法則のことです。

②は魂レベルの法則。今回習ったエソテリック・ヒーリングの10の法則はこのレベルのものです。
太陽系ロゴスのエネルギーを肉体レベルにまで届くようにする、そのための法則です。太陽系全体を支配している法律のようなもので、人類や地球を正しい方向に進化させるために定められたものです。

病気になるということは、その方向が間違っているということです。病気=神からの警告なのです。

③はモナドレベルの法則です。
今の私たちには想像不可能な内容かと思いますが、これらの3つの法則は、下記の図のように螺旋状に一続きになっているものだそうです。

画像1


法則X

上図でつなぎ目になっている部分、下の界層の法則10とひとつ上の界層の法則1はひとつなぎになっています。
エソテリック・ヒーリングの法則10の内容を見てみましょう。

おお弟子よ、子から母への呼びかけに耳を傾け、それに従いなさい。形態はその目的を果たし終えたという言葉が発せられる。そのとき、マインドの原理が準備を整え、その言葉を繰り返す。持っていた形態がそれに応え、衰退する。魂は自由になる。
おお、上昇する者よ、義務の領域から発せられる呼びかけに応えよ。アシュラムから、もしくは生命の主自身が持つ評議会から発せられる呼びかけを認知せよ。音が発せられる。魂と形態の両方が共に生命の原理を放棄し、このようにしてモナドを自由にする。魂が反応する。そのとき、形態がつながりを断ち切る。そのとき、生命は解放され、意識的な知識の特質とすべての経験の果実を得る。これらは、魂と形態が結合したことによる贈り物である。

ちょっと何言っているかわかりませんね☆
「子」は魂のことで、「母」はパーソナリティのことです。
魂がパーソナリティから解き放たれ、モナドの自由への大いなる解放に向かう(魂と形態がモナドの配下に下る)という意味のようです。

つなぎ目の法則10は、次の段階の「③生命の法則」に片足を突っ込んでいるような内容になっていますね。


奇数の法則と偶数の法則

法則は10個ありますが、奇数と偶数で特色があるそうです。
奇数は外向的な内容で、メカニズムを説明していたり、二項対立的(魂 vs Pなど)な表現が多いです。
それと比較して偶数の法則は内向的な内容になっています。

全法則を書いていると長くなってしまいますので、下記に要約を書いておきます。

◎奇数の法則の要約
1 魂の生命の抑圧による病気から、魂の解放による健康の回復へ
3 生命エネルギーの集中している界層から、不健康や病気およびその解放が起こる
5 すべてはエネルギー:2・5・7。エネルギーとフォースやフォース同士での衝突で病・死に至る
7 正しく方向づけられた生命エネルギーの腺への流入により、不健康は消え去る
9 不完全と悪を喚起し追い出す完全性と善:完全なる平静・すべてを網羅する見解・聖なる理解
◎偶数の法則の要約
2 「罪悪の分かち合いという古代の法則」から、「古代からの善による支配の法則」へ
4 「真・善・美」を求める魂の挫折による病気から、パーソナリティーの集中の移行による解放へ
6 2つの建設者:魂が支配しているときは健康で、月の支配にあるときに病気から死に至る
8 死を招く2つのフォース:魂が引き上げる意志と惑星生命の磁力的な力が周期の法則で働く
10 大いなる解放:魂の自由の段階から、魂と形態が生命原理を放棄するモナドの自由の達成へ


治療家に求められる特質

法則の理解も難しそうですが、エソテリック・ヒーリングの治療家に求められる特質はなんなのでしょうか。『秘教治療』では、治療家に求められる特質が15個挙げられています。

全文書くと長いので、各特質のタイトル部分だけ書きます。今日は引用が多いな!

1 魂に接触し、魂として働く能力
2 霊的意思を自由に使う能力
3 テレパシーによる連結を確立する能力
4 治療家には正確な知識がなければならない
5 患者の意識を逆転し、方向転換し、「高める」能力
6 必要な部位に魂のエネルギーを向ける能力
7 磁力的な純粋さと必要とされる放射を表現する能力
8 頭部のメカニズムの活動を統御する能力
9 自分自身のセンターを支配する能力
10 外的な治療方法と秘教的な治療方法の両方を活用する能力
11 磁力的に働く能力
12 放射を用いて働く能力
13 完全な無害性を終始実践する能力
14 意志を制御し、愛を通して働く能力
15 最終的に生命の法則を行使する能力

さあ、みなさんにはエソテリック・ヒーラーの素質がありそうですか?
これ15個当てはまるような人ってこの世に存在しているのかしら、というレベルですよね。

もう1個目から激高のハードル。
要は魂と繋がれるようにならないと何も始まらないご様子。

しかも10を見ると、秘教的治療だけでなく、通常の医学(西洋医学)の知識や外科的な方法を取るという診断もできなくてはならないようなので、どんなスーパーマンなんだ?という感じですね。
(まあ、西洋医学の知識を持った医師と協力するのでも良いのでしょうが、協力してくれる医師を見つけるのも困難そう。)

私はそもそもヒーラーになりたいとは思っていないのですが、もしエソテリック・ヒーラーになりたいと思って『秘教治療』を読みだして、分厚い上巻で体の仕組みや病気の根本原因をがんばって理解し、下巻の半分までで死について学び、下巻の171ページまで行ったところでこの「治療家に求められる特質」を読んだ瞬間に「無理やないか~い!」と本を投げ出したい気持ちになりますね、きっと。

でも学んだことは無駄にはならないはず。
エソテリック・ヒーリングはできなくても、他のヒーリングを行う際でも、根本的な仕組みを知っているのと知らないのでは違いが出てくると思いますし、そもそもこの『秘教治療』は単なる治療HOW TO本ではなく、宇宙の壮大な仕組みの中での生命原理について魂目線で語られているという唯一無二な神論文なのです。

来週はエソテリック・ヒーリングの6つの「規定」について書きます。
治療にあたって具体的になすべきことについて語られています。

いいなと思ったら応援しよう!