見出し画像

Instagramのフォロワーを増やすにあたり見落とされがちな事実

Instagramのフォロワーを獲得することには、企業であれ、セルフブランディングをしたい個人であれ関心を持っていることでしょう。

しかし、「Instagramを使い」、こまめな投稿を行い、ベストプラクティスを実践し、あるいはInstagram広告を使ったとしても、フォロワーは思ったように伸びることはありません。

アカウントのフォロワーが伸びない理由は数多くあります。

数多くのクライアントからのご相談を受け、サポートを行ってきた私たちの観点と、私たち自身の個人アカウントやその他のアカウントを入念に分析した結果、見落とされがちな重要な事実があることが判明しました。

アカウントに求められるのはオーディエンス目線からの価値の提供

人気のアカウントは、多くの場合次のいずれかの「価値ある」カテゴリーのうち少なくとも一つに当てはまります。

1. 視覚的に魅力のある人物、または物事に特化している
2. エンターテイメント性がある
3. 情緒的な繋がりを作っている
4. 有益な情報を提供している
5. アクセスを提供している

上記のいずれにも当てはまらない人気アカウントの場合は、他のところでブランド価値を築き活用することに成功している可能性があります。

オーディエンスがInstagramを閲覧している間に、オーディエンスにとって最高に価値あるコンテンツを継続的に発信できれば、数多くのフォロワーを得ることができるでしょう。

継続的に価値あるコンテンツを発信し続けられるアカウントには次のようなものがあります。

1. つかの間現実を忘れて没頭させる力
2. 望まれる何か
3. 憧れとなり元気をくれる何か
4. 欲しい、したいと思わせるものの情報

発信したいことだけではなく、ターゲットオーディエンスがInstagramを閲覧している間の関係性を作る

ほとんどの方は、何を言いたいのか、伝えたいのか、その情報を伝えるクリエイティブなコンテンツについてしか考えていません。それはオーディエンスにとっての価値ではなく、自分の興味に対する価値です。

自身のアカウントで次の点を満たすようにしましょう。

1. 常にオーディエンス視点からの価値を少なくとも1つ提供する
2. オーディエンスがInstagramを閲覧している時の気持ちに合わせる

Instagramを上手く活用している事例の紹介:

Apple (@apple)

Appleのソーシャルコンテンツは、このサッカー対決のストーリーを描いた投稿に見られるように、人や人々の生活、人が作り上げたものを前面に打ち出しています。

製品やサービスを紹介するのではなく、Appleの製品が使われ、Appleの製品がストーリーをクリエイティブに表現することを後押しするということを端的に述べています。

A Cake Life (@acakelife)

このホノルルのケーキショップは、お店が手掛ける芸術的で美味しそうな作品を紹介するだけでなく、その制作過程を撮影して発信することによってフォロワーに制作の裏側を見せています。

ケーキは結婚式や誕生日など、家族や友人を招いたイベントのために注文されることがよくあります。そのため、このケーキショップはそういった特別なイベントを作る一員になれることの感謝をお客様に伝えるとともに、コミュニティにおいてオンラインでアクティブに活動していることを示しています。

MailChimp (@mailchimp)

メールマーケティングサービスの会社がInstagramを使っていることに驚く方もいるかもしれません。MailChimpはブランドのキャラクターを使って、クリエイティブなビジュアルとウィットの効いたテキストで、エンターテイメント性の高いアカウントになっています。

こちらの投稿は、自社のキャラクターを『ジュラシック・パーク』でお馴染みの「蚊が閉じ込められた琥珀」に変身させ、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開されるという実際のイベントに合わせて投稿されたものです。その際のキャプションは原作の有名なセリフから取ったものです。

クリスティン・ベル (@kristenanniebell)

女優のクリスティン・ベルは、企業ではなく個人ですが、彼女のInstagramの使い方には企業アカウントが見習うべき点が数多くあります。

この「いつもの目覚め」の投稿のように、ハリウッドや従来のメディアに頼らずに自身のプライベートな生活をファンに向けて発信しています。また、彼女は自分の関心があることやその理由についても投稿していて、熱心なファンとの繋がりをさらに強固なものにしています。

TAMKOはソーシャルファースト・エージェンシーです。
https://tamko.co
Facebook: /tamkoJP | Twitter: @tamkoJP | Instagram: @tamko.co

By:  石田 バレット
翻訳: 英彦 山根

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?