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#遠野ホップ収穫祭 クラファン始めます

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クラウドファンディング、公開しました!
https://camp-fire.jp/projects/view/151721
8/10まで実施しています!
こちらのnoteは公開前に背景などを書かせていただいたものです。
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皆さん、こんにちは。
1月に産まれた息子が、私に似すぎていると各方面で評判です。もう少しで寝返りしそうです。とにかく可愛いです。

さて、息子の話ではなく「遠野ホップ収穫祭」のお話しです。
5周年となるこのイベントで初めてクラウドファンディングに挑戦します。

クラウドファンディングといえば、遠野醸造。ご支援いただいた皆様、情報を広めていただいた皆様、本当にありがとうございました。遠野醸造はたくさんの方の支援があり、現在もいい感じで事業を進めています。クラウドファンディングがあったからこそ、ここまで来れていると思っています。

今回、また違ったクラウドファンディングを実施するにあたり、想いや背景などを伝えたくて、このnoteを書いています。

どういうことをやろうとしているのか、それはなぜなのか、というところを皆さんに知ってもらえると嬉しいです。

遠野ホップ収穫祭とは

毎年8月末に開催される(今年は8月24・25日)、遠野が56年間作り続けてきた「ホップ」の収穫をお祝いするお祭りです。ホップとは「ビールの魂」とも呼ばれるほど、香りや苦味に影響を与えるビールの重要な原材料です。

遠野ホップ収穫祭公式WEBページ : https://www.lets-hopping.com/

30種類以上のビールが楽しめたり、ビールに合うおつまみがたくさんあったり、ライブがあったり(今年はサンプラザ中野くん、SaToMansion)、会場ではドイツ楽団が民謡音楽で盛り上げて一緒に踊ったり、会場から定期的にホップ畑へのバスツアーが出ていたり、と盛りだくさんのイベントです。詳しくは動画やWEBページをご覧いただけると嬉しいです。

このイベントが大好きなんです

遠野に移住した3年前からこのイベントに関わって、昨年から実行委員長を任されています。私は、この遠野ホップ収穫祭がむちゃくちゃ好きなんです。

一番右が私なんですが、全力の笑顔です。それぐらい楽しいのです。

このイベントは1年かけて実行委員メンバーで準備しています。収穫祭が終わった9月から振り返り会をして、翌年の構想について準備を始めています。本当に1年かけているのです。代理店を入れず、地域住民を中心とした有志でひたすら議論して決定して、準備をしています。

それはもう大変です。

毎年この時期になるとホップ収穫祭準備についてのメールや電話のやり取りが毎日発生しています。「今年もしんどいな、、、」と心が折れそうにもなるのですが、当日参加者の方が楽しそうに盛り上がっているのを見るために、そして自分たちも最高に楽しい2日間を過ごすために、みんなで頑張っています。

去年、初めて実行委員長を任されて無事にイベントを終えた時、「遠野ホップ収穫祭2018を終えて」というnoteを書きました。去年は本当に盛り上がりましたし、嬉しいこともたくさんありました。

「遠野の夏の風物詩になってきたね」
「このホップ収穫祭は、遠野にとって、お盆や正月並みに、もしかしたらそれ以上に、友達や知り合いと出会えて楽しく飲める場になってきている」
こんな声もかけていただきました。

そして、なんと2年前の遠野ホップ収穫祭をきっかけに遠野にUターン・Iターンしてきた人も出てきました。最高じゃないですか。単なるイベントでは無く、僕たちがビールの里構想を進めていく上で大事なイベントになってきました。

私は当日、進行管理をするために、メインステージ横に待機しているのですが、そこから見える光景は感動です。去年、ライブが始まった時に、一気に会場が沸き、手をあげて盛り上がり、楽しそうにしている参加者の顔を前から見たときは、嬉しくて少し泣きました。ホップの収穫を祝うお祭りに、これだけの人が、地域の方だけでなく遠方からも集まってくれて、一緒になって盛り上がっている光景。最高でした。

どういうイベントにしたいのか

遠野ホップ収穫祭は初年度2500名、昨年は2日間で7500人もの方が参加してくれました。毎年参加者が増えているのはもちろん嬉しいのですが、一方で危機感もありました。もっともっと参加者が増えていくことにより、遠野ホップ収穫祭の良さであるアットホームな雰囲気や一体感が失われていくかもしれないというものです。

今年の2月に、実行委員長として、2019年はどうありたいのかを実行委員メンバーに話をさせていただきました。

その時の発表資料の一部抜粋です。

どういうイベントだと、参加者も、私たちも幸せなのか。その答えは、イベントの目的として、明確に「一緒に挑戦をしていく、応援してくれる、仲間やファンを増やすこと」を追加しようという話でした。

この時、こんな話もしました。例え、来場者が昨年より微増や、減ったとしても、この目的を達成できるようなイベントにしていこう、と。これは私たちにとって大事な意思決定でした。

クラウドファンディングで仲間を集める

遠野醸造のクラウドファンディングで、多くの方が仲間になってくれたように、今度は「ホップ」や「全体のビールの里構想の実現」に対しての仲間になってくれる人を集めたいと思っています。これが、クラウドファンディングを始める一番の目的です。

イベント運営者とお客様という関係だけではなく、イベントを一緒につくる仲間、ビールの里を一緒につくっていく仲間という関係が、1人でも多く増えていく未来に挑戦したいのです。簡単な話ではないと思いますし、どこまで賛同していただけるかも分かりません。ただ、日本産ホップを未来に繋げていくためや、地域や私たちの夢の実現には、まだまだ仲間が必要です。今回、その1歩を踏み出したいと思います。

クラウドファンディングで集まったお金は、会場のメインテントの拡大費用に使います。そして、目標額より集まったり、2日間の会場運営で出た利益はホップ農家の支援や育成、次の挑戦への投資としていく仕組みにします。

当日来れる人も、来れない人も、一緒に同じタイミングでホップの収穫を祝うことができたなら。もっともっと力強く、進んでいけると思っています。

また、多くの方に仲間になってほしいため、会場でも募金箱を設置し、支援していただいた方にはリターン品のステッカーやうちわも配布する予定です。事前のクラウドファンディング、当日の仕掛けも含めて、来場者の何%の方が仲間になってくれるのか。最初は1%でも、2%でも、いいです。今回をきっかけに少しずつ輪を広げていきたいのです。

¥ゼロ円コース あります

クラウドファンディングのページにも記載していますが、このプロジェクトはゼロ円でも支援ができます。なぜなら、遠野ホップ収穫祭に足を運んでいただいて、一緒にホップの収穫を祝っていただくことだけでも私たちの力になるからです。来ていただけるだけで本当に嬉しいのです。遠くから来ていただいている方など、時間も、交通費もかかる中、本当に感謝しかないです。正直に申しますと、このクラウドファンディングに支援しないと行きづらいみたいになると嫌だなと思い、実施をするかどうか悩んだこともありました。なので、何度も言いますが、来ていただけるだけで、十分な支援です!気にせず来てください!そして乾杯しましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。クラウドファンディングを立ち上げる時って、意図や想いが伝わるかなと不安なことも多いのですが、少しだけでも私たちの考えていることをご理解いただけると嬉しいです。

それでは、クラウドファンディング公開、遠野ホップ収穫祭開催まであと少し。ぜひ応援よろしくお願いします!

遠野ホップ収穫祭クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/151721

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