S15振り返り/最終順位9092/レート1702

今年の目標とする最終3桁を達成するために、何故目標が達成できなかったのか頭の整理をするためにも記事を書くことにする。

構築経緯

構築は自分の手に馴染んだ対面を採用。前期はウガツホムラを軸とした構築を使っていて、レギュFで新登場したポケモンをほとんど使うことができず他のポケモンも使いたかったのもあって、試しで使ったタケルライコが思いの外強かったので採用した。

ライコが地面に弱いので必ず飛行タイプは入れたいと考えて、確か始めはスカーフランドを採用していたが、スカーフだとあまり活躍ができなかったのでカイリューを採用した気がする。(前期から流行ったチョッキランドも使いたかったが、ランドが1体しかいなく育成がめんどくさかったので使わず。使えば良かったと少し後悔)

ライコ・カイリューの並びだとハバタクカミのムーンフォースがきついのでハバカミ受けとして炎オーガポンを採用。Dにかなり振っているので、メガネムンフォでも、S上昇エナジー甘えるカミでも安定して処理することができた。

そして現環境で最強最強と言われているハバタクカミをどのシーズンでも強く使うことができなかったので、今シーズンはハバカミをどう強く使うかを考え直したシーズンでもあった。努力値配分や持ち物から見直して割りかし拘った。

あとはメガネカミやパオを上から殴れ、対面操作もできるスカーフウーラを採用。

最後の1枠は元々パオジアンだったが、ディンルー・ドヒドやハピ・ラッシャ・グライオン・ラウドボーンのような受け構築にボコられていたので、前期245位の方の受け破壊サフゴを採用して完成。


個体値紹介

ウーラオス@スカーフ

性格:いじっぱり
テラスタイプ:水
175-200(252+)-124(28)-*-80-180(228)
水流、インファ、アクジェ、蜻蛉

どんなポケモンも上から高火力で殴れる最強の物理ポケモン。
元々はSぶっぱで使っていたが、準速にする必要があまりなかったため最速カイリュー抜きで残りはBに振った。
アクジェはスピナーにしていたが、アクジェがあれば勝てた試合が数試合ありアクジェに変更。相手がテラスを切ったあとに対面するカイリューに打点がなくそこはキツかった。


炎オーガポン

性格:いじっぱり
テラスタイプ:炎
155-154(+)-132(220)-*-139(180)-144(108)
ツタコン、ウッドホーン、じゃれつく、はたき

カミ受けの神。構築全体でカミの通りが良いのでこいつを後出しすることが多く、ガッサ入りにも選出。
元々宿木を採用していたが、カイリューに打点がないのが気になってじゃれつくに変更。はたきはカミが引くと裏に通ったり、あまりいなかったがポリ2のしんかのきせきを叩くためにも必要だと感じた。また基本的に初手はウーラだったが、スカーフ・メガネラティオスがやばかったので、1発は攻撃を耐えられる炎ポンを初手選出して、はたきで処理した。
耐久をH振りにした方が良かったのか最後まで分からなかったが、使い慣れていてダメージ感覚があったのでとりあえず変えずに使った。

S:準速ランド、最速イダイトウ抜き


タケルライコ@食べ残し

性格:控えめ
テラスタイプ:フェアリー
225(196)-*-118(52)-207(252+)-110(4)-96(4)
10万、竜の波動、瞑想、迅雷

耐久、火力ともにヤバい奴。負け試合を拾うことも多く、本当にビビるくらい強い。迅雷択で自分も迷うこともあったが、相手に対して不安定択を押し付けることができて化け物だった。
持ち物は持ち前の耐久と瞑想との相性も良い食べ残し。体力が少しでも残っていれば裏のポケモンに圧をかけられるのでマジで強い。
タイプ的には強くないのでテラスを切ることが多かったが、フェアリーであればパオや一撃ウーラにも強くなるので本当にやばかった。

H:16n+1
B:Dに4振って残りをぶっぱ
C:ぶっぱ
S:無振りライコ抜き


ハバタクカミ@メガネ

性格:臆病
テラスタイプ:ステラ
131(4)-*-89(108)-179(188)-110(4)-199(204+)
ムンフォ、シャドボ、テラバ、ジェム

対面構築において、現環境最強対面ポケモンを使いこなせないことには勝つのは難しいと考えて、どういう型で使うのがいいかかなり考えたポケモン。
カミを採用する上で、持ち物をエナジーにするかメガネにするか個人的にはいつも悩む。どちらにせよそこそこ物理耐久に振らないと即死するため、S上昇エナジーで採用するとどうしても火力が出なくなる。また、前々期最終1位のくろこさんに質問したときに凄く納得したのが、エナジーだと一回切りになってしまって交代してしまったら弱い。(メガネは引いても道具の効力が持続。)火力面も含めメガネで採用することに決定。最初は控えめだったと思うが、Sが速いはずのポケモンなのに抜かれて瞬殺もあったので臆病にしてある程度のポケモンを上から殴れるように調整。もう少し火力に振っても良かった。
テラスは神速カイリューに対して強く出られることを意識してステラを採用。

HB:いじっぱりA特化パオの不意打ちを94%耐え
S:準速+1カイリュー抜き(この調整がかなり活きる場面が多かった)
C:Dに4振って残りぶっぱ


カイリュー@ダイス

性格:いじっぱり
テラスタイプ:ノーマル
167(4)-204(252+)-115-*-120-132(252)
スケショ、地震、アイへ、神速

ハバカミと双璧を為す現環境最強ポケモン。ASブッパの脳筋調整。
脳筋ではあるがスケショを1回打てば、遅いメガネカミの上から殴れ、2回打てば最速カミの上から殴れるのが良かった。
そして初めてスケショカイリューを使ったが火力がやばく、意外とガチグマも削れるので重宝した。Bが下がるのでプレイングの腕の見せ所になる。
テラスは元々鋼で使用していたが、カイリュー・ライコと選出すると地震が抜群で一貫するため、途中でノーマルに変更した。
あまり選出することは少なかった。


サーフゴー@マント

既出だがS14最終245位の方の型を丸パクリ。初めて悪巧みサフゴを使ったが受け構築に刺さりまくりだった。レギュFの受け対策はこいつ一択になりそう。
努力値配分等は割愛。こちらで見ることができます。


選出

基本選出:ウーラ・炎ポン・ライコ
サフゴは受け構築や特殊構築以外には選出しないため、構築全体としてハバカミが通っているので、ハバカミ入りには必ず炎ポンを選出していた。
加えて連撃入りにはタケルライコ。ランド入りにはウーラオスを選出することが多く基本選出になっていた気がする。

ガチグマ入り:ハバカミ
ガチグマがノーマルテラスを切られなければブラッドムーンを1耐えできるので、ムンフォで殴っていた。


最終日に関して

初手はウーラが安定していたためよく選出していたが、相手のランドロスが最速スカーフでテラスを切られボコられることが2度あったため、そこをケアして蜻蛉を打たないプレイングをすべきだった。(しかし、相手が水流連打読みでカイリューに引いてきた場合、蜻蛉を打たないとマルスケがなくなった状態で後続に引けなくなるため、ここの駆け引きはとても難しい。)
初手ウーラの弊害は相手が初手カイリューだった場合、スケショすることが多くカミ以外のポケモンに引いた時に大ダメージを喰らうこと。そのためカミは必ず選出しないといけなかった。(初手カイリューは最終日とても多く、型の判別が1ターン経たないと分からないため、初手ウーラにしてしまうと相手にテンポを取られることが多かったので、初手は別のポケモンに変えるべきだった。)

プレイングに関しては、選択後にもっと良い選択肢があったと気づくことが多かったため、思い付きで選択せずじっくり考えるべきだった。

良かった点は努力値調整が活きる試合が多々あったこと。自分自身がASカイリューを採用していたため、相手がSをどれだけ上げたら負け試合になるみたいなことが頭に入っていたため、即座にカミに引いて倒すことができた。
※調整が活きた場面がもっとあったはずだが思い出せない。

今シーズンは最終日に結構戦ったが、4桁上位とマッチングするとあまり勝つことができなかったので目標としているレート1800の壁は高いように感じた。最終日だからなのか分からないが、最速スカーフランドみたいな少しズラした使い手がいた。

最終日にそれなりに試合をしたので、最終日の緊張感を味わうことができたのは良かったが、目標としていたレート1800を達成できなかったのは悔しい。
レギュFでレート1800達成できるようこれからも頑張っていきたい。



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