貴船・鞍馬の撮影記録 #1
第一回撮影は、京都市街地の北にある貴船・鞍馬。
前編が貴船編、後編が鞍馬編である。
京都市街地からは、出町柳から叡山電鉄(通称:叡電)に30分ほど揺られて着くことになる。なお、出町柳も京都市街地の北の方にあるところである…。ちなみに、出町柳は近くに京大がある場所だ。
旅程
感想会
撮影の小話。主なエピソードは動画に出ているので、そちらを是非。
1.旅程がずれた件について
まず、上の旅程表を見て「寺とか神社の滞在時間長すぎやろ」と思ったそこのあなた。大大大正解である。そう、長すぎる。
実際は、私が出町柳についてフィニッシュしたのは午前10時頃だった。これでも、出発時刻には10分ほど遅刻している。そう、予定は未定なのである。
まあ早くなる分には一向に構わないので、今回はよしとする。
実は以前、プライベートでの旅行で神社に行った際、「神社やし1時間くらい取っとけば余裕やろ~」と思っていたらむちゃくちゃ急勾配の山を登る羽目になり、後ろの予定が関ヶ原の西軍の如く総崩れになった苦い経験がある。「神社は恐ろしい」という恐怖心を植え付けられた私は、神社に1時間も割く予定を立ててしまったのである。愚かなやつめ。
今後はもうちょっと計画を見直すつもり。
2.想像以上に「山」だった件について
もしこれから貴船・鞍馬に行こうと思っておられる方がおられれば、忠告しておきたい。貴船・鞍馬は、思った以上に「山」である。なんだかんだ、観光地は人の手が入って整備されているものだが、あそこはそうではない。山なのである。それ以上でもそれ以下でもない。特に貴船。
寺や神社といえばお参りしに行く場所だが、あそこは登山しに行くと思ってもらって差し支えない。
特に、貴船・鞍馬のどちらにも行きたいという欲張りな方は注意である。というのも、貴船⇔鞍馬間を移動するにあたって、山道を通る必要があるからだ(一方に参拝してから一旦駅に戻り、一駅電車に乗って、もう一方に行って参拝することは可能)。
私は貴船から山道を通って鞍馬に行ったが、そのおかげで整備されているということがいかにありがたいかをひしひしと感じたのだった。
実際の山道を撮った動画がこちら(1分5秒、無編集)。これは貴船→鞍馬に向かう道中のものである。
これを朝の7時28分に1人で撮っていることに深い哀愁を感じる…。まあ、それがYoutuberというものだ。
3.車が頭文字Dしていた件について
これは貴船に行って感じたことである。貴船口駅から貴船神社本宮までは約2km、さらに奥宮までは約3kmある。そこそこ長い距離だが、道はやや上り坂というくらいなので、あまり身構える必要はない(身構えるべきは上述の山道である…)。
なのだが、問題はその道の歩道である。歩道の幅が異常に狭い。
どうやら貴船では、歩行者の人権はないなったらしい。無念。
というわけで、この道では車がやりたい放題やっている。かなりのスピードで車が走ってくるので、注意が必要。私は行った時間が早かったのでまだマシだったが、昼間はもっとひどいだろう。
森の中は車以外にも、鳥や虫の声、木の揺れる音、さらにチェンソーや草刈り機の音などもあるので、車の走行音には常に注意されたし。
そして、私の頭の中にはずっと『DAVE RODGERS』が流れ続けていたのであった…。
4.自然(特にアブ)と戯れた件について
森の中なので、当然生き物は一杯いる。最近は「自然」というと、体に良い、人間に合っている、みたいなイメージがあるかもしれないが、実際は必ずしもそれだけではない。自然は怖い側面も持っているのだ。
まず私がビビったのは、「クマ 出没注意」の看板である。もうそんなの怖くて仕方がない。「ある日 森の中 クマさんに 出会った☆」なんてことが起こってしまえば、もう人生がto be continuedになってしまう。
クマは人間を恐れ、人間はクマを恐れている。お互いに良いことが何もないので、是非とも出てこないで欲しい。
そして次に、アブ。私は虫は基本的に大丈夫な方の人間だと思っているが、唯一だめなのが、耳の近くで飛ぶ系男子の虫くんである。
これは怖いというより不快である。そして、その代表的存在の1人がアブである。奴らは図体がでかいので余計にタチが悪いのである。
私が義経堂という場所に立ち寄った際、突然アブと思わしき黒くてデカい虫が耳の近くを通ってきた。
不快である。ソーシャルディスタンスを保って欲しい。
しかもその虫、その後200mくらいに渡って私を追いかけ回し、耳の近くを飛び続けたのである。きっと奴の前世はストーカーだったに違いない。
あるいは、もしかしてあのアブは義経の生まれ変わりだったのだろうか。義経が、私の身を守ってくれているのか。それなら、ほんのちょっとだけうれし…いや、やっぱりあんまりうれしくない。
というわけで、基本的に森の中ではずっと自然と戯れることになったのだった。まあ私から自然に入り込んでいるわけなので、文句を言うわけにもいくまい。
5.撮影で色々素人が出てしまった件について
今回、撮影にあたって、iPhone15を使用した。撮影に向けて前日に充電を100%にしておいた…はずだったのだが、自宅に帰って確認してみると、残り19%になっていた。まあ帰りの電車で声優さんのラジオを聞いていたというのもあるのだが(おい)、それはさして充電を食うことはないだろう。
今回、撮影を大体3時間くらいぶっ通しで続けたので当然と言えば当然だが、撮影はかなり充電を食う。今後お金が貯まったら遠出も考えているので、その時に備えてモバイルバッテリーは必須と思われる。
あともう一つ。照明はやはり大事だと痛感した。普通にカメラで撮っていると、場所によるが結構顔が暗くなってしまう。森の中だとなおさら。スマホに取り付けるタイプのライトは持っていくべきだったかと思う。
同様に、ピンマイクもあった方がいいのかもしれない。アマゾンを見ると意外と安価で買えるので、購入の検討を自由落下で加速させていくつもりである。なお、自由落下の速さはv=gtで表せる(だからなんやねん)。
画質も問題だ。普段見ている動画はグレードの高いカメラが用いられているのだということを改めて実感した。カメラは高いので、余裕が出てきたら買うつもり。
ただ、充電の持続時間が問題になってくるので、どちらも高くても質の良いものを買うべきだろう。また、手持ちのiPhone15はなぜかイヤホンジャックがないので、ピンマイクはワイヤレスである必要がある。…マジでなんでジャックなくしたん?
ギャラリー
では最後に、写真をいくつかご紹介して終わろうと思う。
おわりに
以上が、第一回撮影の記録である。詳しくは、動画本編を是非見てみて欲しい。
また、今後活動を継続していくにあたり、支援をしていただけると非常に助かる。もちろん、していただくかどうかは自由なので無理強いはしないが、「今後も見たい」と思ってくださった方は、下のサポートから支援ができるようになっているので、是非支援をしていただきたい。よろしくお願いします。
それではまた。
あつ