浴衣祭りでの斉藤氏に関する、竹内氏への取材が使われた報道は、竹内氏による斎藤氏への誹謗中傷でもデマでもない
竹内氏への度重なる誹謗中傷の免罪符のように使われていた、実際は違う、竹内氏が広めた斎藤氏へのデマ=誹謗中傷 として広められた一つである、姫路浴衣祭当日の、斉藤氏の言動に関する記事ははこれだろう。
以下、そのままあえて記事から、竹内氏が記者に語ったと、書かれた内容を抜き出す。もしも委員会等で発言があったなら、誰か正確にその発言の全部を抜き出して、何が虚偽として認定でき、竹内氏が広めたデマ、誹謗中傷なのか説明すればよい。
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「会場入りした斎藤知事は、着替えのため地元の公民館に案内された。すでに数人が地元婦人会のボランティアの手を借り、浴衣の着付けをしていた。斎藤知事はこう言った。
「みんなと(一緒に)着替えるのは嫌だ」
「ちゃんとしたプロの着付けの人はいないのか」
激怒ぶりにあわてた事務方が地元の和装店に連絡、その和装店で一人だけ着付けをしてもらったという。
ゆかたまつり当日の斎藤知事については、同様の情報が他にもある。姫路市関係者によると、知事はやはり着替えの場所にこだわっていたという。
「こんな場所で着替えるのか」
姫路市長をはじめ、参加者の大半はこの場所で浴衣に着替えた。
「浴衣なので着物ほど手間がかかるものではないし、文句を言ったのは斎藤知事だけです」
浴衣の着付けを手伝うボランティアの人たちにも斎藤知事の怒声は聞こえていたという。
「斎藤知事の言動は、非礼もいいこところ。不快な思いをさせてしまい、申し訳ない思いでいっぱいでした」
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これが、竹内氏が記者に伝えた内容を含む記事であり、このうち、どこまでが竹内氏が語ったのかも、定かではないが。そして、もちろん、そこには伝聞による、真偽不明の情報も、批判記事を書く記者なら、ほぼ全員やるだろう、批判するための誇張をうまく混ぜ込むのも当然あるだろう。だが、竹内氏当人はあくまで、「そう聞いた」として、それを「記者に伝えた」のだ。もちろん斎藤氏への批判目的なのは間違いないがな。
事実かどうか本当に確認すべきであり、その記事に対して、誤解や虚偽があれば責任を取るべきなのも、もしもデマがあれば批判されるべきなのも、何よりも取材してこの記事を書いた記者である。(なのにその当人が、しっかり竹内氏を弁護しなかったのが私は本当に腹立たしいのだが)
竹内氏は、この浴衣まつりについて、このようにblogで述べている
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知事のこの貸与された、ゆかたの着付けを県中播磨県民センターから姫路市の観光部局に事前にお願いしていたとのことです。
姫路市では姫路市長やセレモニーに出席する他の来賓らと同じく姫路市立城南公民館でボランティアの城南婦人会の方に着付けを依頼して知事を待っておられました。ところが知事は城南公民館での着付けを当日直前にキャンセル(末尾知事会見で知事本人が「結構、直前だった」と認めています)。
公民館に車をとめて他の来賓とは別に自分だけ西二階町商店街を300メートルほど歩いて急遽探された着付けができる専門店に行って持参した播州織のゆかたを着付けしたと聞きました(支出決定書で確認済)。
また、城南公民館での着付けなら無償であったこと、当日のドタキャンであり当初に予定のなかった支出であることから知事のポケットマネーで支払うと思ったら、公費で払うことになり、中播磨県民センターではなく、秘書課が負担することになったと聞きました。そこでこのことを公費で払うのは好ましくないと認識した関係者もいたということです(プロでなくても代替手段等があることが証明されればオンブズマンなどから監査請求が出る場合もあるでしょう)。
この話はドタキャンとあわせて県や姫路市の職員に知事のわがまま話として広まりました。これが私の把握している話であり、下記が公式調査回答です。
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上のblogの記事をいくら最後まで読んでも、いったい何が虚偽だと説明されたというのか? 確かに、知事は、公民館の中には到着していないのだろう。車は止めても中に入らなかったのだろう? みんなと同じはいやだったんだろう? だからドタキャンしたのだろう?で、ならば竹内氏が職員から伝聞で聞いたことは、ほとんど筋が通っている。
もっとも、そもそも、この記事を読んで思ったのだが、それこそ、本当に怒ったとか怒ってないかなど、どうでもいい記事で、いきなりの知事の特別な要望による予定されていなかったであろう支出を、公費で支払うべきかどうか、それが適切かどうかが重要だろうという感想しか無いが。
浴衣を自分だけ専門店で着付けしたいからと、斉藤が怒鳴っていようがいまいが、それを斉藤氏の知事としての適性について批判する上で大きな根拠にしていた人間など、ほとんどいないだろう。
「ふーん、そうなの。で、これが、どうしたんだ?」でしかない。
全てを時系列で、詳細に足取りを確認して記述しないのは、確かに記者のセンスだろうなと思うし、怒った怒ってないは、そう話した関係者(竹内氏いわく職員)を見つけて連れてこない限り証明しようのない、風説でしかない。この記事の主眼は、その下で仕え、お世話する事務方にとっては、斉藤はめんどくさくてワガママなやつってことだ。
なぜこれほど、竹内氏がデマを垂れ流し、斎藤さんを誹謗中傷した=だから、俺達もどこまでやってもOKだ! なんていう、キ◯ガイ共の醜い言い草が広まったのか。
その理由となったのが、この時、お祭りで斎藤氏を案内した地元の名士?であろう、芳賀氏という人物の発言である。斎藤氏を、おそらく着付けに使った専門店に案内した人である。
まず前提として、芳賀氏ら当人たちは齋藤氏を悪く言うわけがない。むしろ絶対に援護する。本人がするつもりはないがなんて、いうだけ無駄だ。まさしく利害が一致してる。
店としては知事が着付けに来て自分たちが選んだ浴衣を着てくれた、それは当然宣伝になる。そして、そんな知事を案内した人間とは、それ自体が当人の地元での評価、地位を上げるだろう。もちろん、その人物はそれに足る人物なのだろうと、私は思う。
だが、だからといって、その人物が述べたことの正誤、記事の引用部分だけにとどまらず、明らかが誤解と決めつけで、結果的に竹内氏がデマを広めたかのように貶めた事実は別問題だ。
以下、そのまま全文掲載する。
去年のゆかた祭りで、知事が高級呉服店を借り切ったとか、ボランティアに罵声を飛ばしたとか、今年のゆかたまつりは出禁だったとかいうニュースが飛び交ってます。別に知事を擁護する気はないけど、マスコミの酷さが際立つ報道です。去年も今年も、知事の担当は私です。
去年の初日の昼過ぎ、市の観光スポーツ局から電話があり、知事がゆかたを借りたいといっているので、紹介して欲しいというので、西二階町の貸衣装屋を紹介しました。なので公民館で着替えてないので、地元のボランティアに怒鳴ったという事実はありません。ましてや老舗呉服屋を借り切ったという事実はありません。竹内議員の発言は一部、デマです。本年度も招待する予定でしたが、5月の時点ですでに問題が発覚しており、県議を介して内意を伺うと、今年は無理そうです。ごめんなさいとの返信があったので、招待状を出さなかっただけです。私たちが出禁にするなら、デマを拡散している竹内議員の方です。関西テレビからの取材でも、きっぱり否定しました。取材もせず、煽りまくるマスコミも出禁にしたいほどです。ちなみに斎藤知事を擁護してるわけではないですよ。事実が捻じ曲げられているので申し上げているのみですから、斎藤を庇うのかとかいう、誹謗は御遠慮願います。
まぁ、これで大喜びしてリプし、何も竹内氏が虚偽を言ったという証明になっていないのに、XやSNSでそれこそ虚偽を広めて回って、竹内氏を辞職に追い込んだ者たちの反応こそが、実際は異常で偏執的なのだがな。
一体、この中で竹内氏がデマを言ったと証明している部分はどこなのだ?
「去年も今年も、知事の担当は私である」 >>>
(これでわかること、これから述べられることは、実際に齋藤氏を案内した者の発言であるということだな。)
「知事がゆかたを借りたいといっているので、紹介して欲しいというので、西二階町の貸衣装屋を紹介しました」>>>
(なるほど、記事とblogをあわせて考えるなら、斉藤が公民館では駄目だと、わがままいってドタキャンしたから、齋藤氏の事務方が連絡し、この祭の関係者、かつ重要人物である芳賀氏が案内役として、ある貸衣装屋を紹介したというのだな)
のはずが、なぜか、そこから続くのが、
「なので公民館で着替えてないので、地元のボランティアに怒鳴ったという事実はありません」>>>
これで??っとならない人は、ようするに読解力がないのだよ。論理的思考ができないのだよ。あるいはわざと、自分に都合よく解釈したいから、元々まともに読む気がないのだよ。
情報から、あまりに飛躍した結論を導き出すのは、頭の切れる人には多いが、おっちょこちょいで、直情的なだけの可能性もあるだろう、(情報)Input から、(結論)outputを導き出す過程に問題があり、出てきたものが元とは関係なくなっているという典型だろう。
公民館で着替えていたら、着付け屋にはいかない。だったら、この人物に電話が行くこともなかったし、着付け屋を案内する必要もない。
公民館に到着したかどうかなんてそもそも要点ではなく、斉藤が事前におそらく予定されていた公民館での着付けを、突然当日キャンセルしたという事実だろう。もしもそうなら、少なくとも竹内氏はデマなんて何も言っていない。で斉藤はだいたいこういう時、事務方に怒ってるんじゃないの? それはすでに調査された、アンケートで明らかでしょ?
公民館で着付けをしていないという事実から地元のボランティアに怒鳴っていない、なんていう結論は、一体どうやったら出てくるのか?
そしてそもそも、誰がいつ、地元のボランティアに怒鳴ったっていう風説を垂れ流したんだ。なぁ、誰が言ってるんだ?それが、もし誰かがそう言ったとして、それが竹内氏と何の関係があるんだ?
そもそもの記事では、こう書かれていた。
「浴衣の着付けを手伝うボランティアの人たちにも斎藤知事の怒声は聞こえていたという」
「怒声がボランティアにも聞こえいていた」という話を、「ボランティアに怒鳴ったとすり替える」のは、齋藤氏を弁護するためでも、あまりにひどすぎるんじゃないの?
だがこの程度では、終わらない。よっぽど、誰かの誤解を解きたかったんだろうが、そのために、竹内氏も記事も言っていないことまでいい出したんだよな。
「ましてや老舗呉服屋を借り切ったという事実はありません」
これって、誰が言ったの? それって竹内氏と何にも関係ないよな?いつ誰が、斉藤が老舗呉服屋を借り切ったって、言ったの?
例えば、「某芸能人と某TV局は、必ず年に一度、ハイアットホテルの最上階を貸し切って乱交パーティーをしている、そんな事実はありません。どうだ、このやろーーっ!」と、俺が言ったとして、確かにそんな事実はないだろうよ。で、それがどうしたの?誰がそんな事言ったの?少なくとも、それって竹内氏ではないよね。
なのにどうして、
「ましてや老舗呉服屋を借り切ったという事実はありません」
から、「竹内議員の発言は一部、デマです。」という結論になったの。
結局のところ、一部って具体的に何がデマで、何がデマでないと、確認できたの?
「本年度も招待する予定でしたが、5月の時点ですでに問題が発覚しており、県議を介して内意を伺うと、今年は無理そうです。ごめんなさいとの返信があったので、招待状を出さなかっただけです。」
そうですか、残念なことですね。
それと竹内氏に何の関係が? 竹内氏がいつ、この件で齋藤氏が出禁になったというデマを拡散したの?
そして、いくら関わっていようが、自分一人ですべてやれるわけがない、地域のお祭りについて、自分の印象が良い斉藤知事を批判したからと、何ら根拠ある理由なく県議を出禁にしたいなど、名指しで批判するのは、どれだけ怒っていたにせよ、適切とは思えない。
齋藤氏を援護して、デマを暴くつもりが、竹内氏に関するデマを広げて竹内氏を追い込んでしまった原因の一つになってしまったのが紛れもない事実だろう。斉藤を庇うな、弁護するな、なんて誰も言ってない。デマを批判するなら、批判する相手を間違え、言ってもない事を根拠に誹謗中傷するなということだ。
私以外の方がきれいにすっきりまとめていたが、自分なりにもう一度見直すためにも、そして、他者の言論を使ってごまかさないように、自分の言葉としてここに記しておく。もちろん、他に竹内氏が明らかにデマを言ったという記録や証拠があるのかもしれない。
だが、物事には、犯した間違いの大小、その者の地位、立場、そして批判するのに必要な根拠、批判のやり方がある。この程度問題が、わからない、わざと混同して使う、度が過ぎた馬鹿者は、結局は法で裁かれるだろう。私はそれを心から望んでいる。
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もはや後日談でしか無いが、少なくとも、これは竹内氏について広められたデマについての信頼できる報道だろう。
メディアが、本気でメディアらしい仕事をしていたら、嘘は白日のもとにさらされ、何が真実で、何がデマで、誰が何を語ったか、その一部は明らかになる。
まず真っ先に、裁かれるべき悪党は誰なのか。それを決めるのも捕まえるのも警察なのだ。警察は、治安の維持という責任を果たしてくれ。