お上に飼いならされる放送局
管轄省庁の大臣に法の解釈を勝手に変更する答弁をさせて、総務大臣の恣意的な判断で電波を止めれると放送局を脅す。
野党議員が、放送局の独立性を守るべく、放送の公平性を担保するために作られたBPOに、不公平な番組、政治報道があると訴える。
この違いが理解できない、わかっていてもわざと理解しようとしない人たちがネット空間では、結構な数で存在していて騒いでいるのを見ると、日本人の思考能力は、落ちるところまで落ちたのだなと、感嘆してしまう。
何よりも自分たちの放送番組に実際に影響を与えることができる解釈変更があったのに(補足と言い換えることで、特定番組に圧力をかけることを意図して答弁が行われたのに)、「圧力は感じなかったです。」
と、「いいえ、ご主人さまに優しくしていただいております。暴力とは思っていません」
と、長期にわたる洗脳で、自分がハラスメントを受けていたかどうか自覚できない、調教済奴隷のようなことを表明する一方で、
野党議員の批判は「報道圧力」と報じるマスコミは、もはや
「私たちは、国民のための報道機関ではありません。政府の広報機関です。政府の犬です奴隷です。完堕ちです」
と公言したようなものだろう。