兵庫県民が、本当にうらやましい、大阪知事選に出てほしかったぞ
前尼崎市長であった、稲村氏は、少なくとも本物の勇気、気骨がある政治家だったのは、間違いないであろう。その人が知事選に出ることになったのも、斎藤という存在を見るに見かねてという、学生時代からつながりがある兵庫、そして神戸への義侠心だろうと、勝手に私は解釈する。
明らかにほとんどの政治家よりも、おそらくは有能、誠実で、勇気のある知事を選ぶチャンスを手に入れた、兵庫県民が私はうらやましい。それをつかみ取るかどうかは、兵庫県民の問題だ。禍を転じて福と為す機会が、兵庫県にやってきたということだ。
高校生ナイスアシスト!!(違うってか)
https://jocr.jp/raditopi/2023/11/10/539987/?detail-page=1
維新に多いと感じる、いくつになっても外見の強さをアピールしたり、目力とかを売りにする、高校時代のツッパリ感が抜けてなさそうに見える髪型や、あるいはヤクザ映画の真似事が得意に見える、外見からも言動からも品を感じない政治家達を、庶民的だといって、持ち上げてしまうアホも多いだろう。
たとえば、維新のかつてのリーダーであり、設立のキーマンであり、今でも象徴的存在であるのは間違いない、橋下である。
(本人も常に言ってるじゃないか? 俺は大阪の元知事だぞ、元市長だぞ、その経験がどうだこうだと、永久に言い続けるのも間違いないだろう? だったら、もっと飛田新地料理組合の弁護士をしていたことを、自慢したらいいだろうが、なんで当時の経験談を語らないんだおいおいおいっ?!
もちろん、それ自体はなんら問題はないのだが、知事という公人が、小泉語録と違って何の面白みもなく、ただひたすら下品でVシネのヤクザ映画で出てきそうなセリフを機会があるごとに連発していたことは大阪の恥でしかない)
「大阪は猥雑の街になればいい、猥雑なものは全部引き受ける」
「ここにカジノを持って来て、どんどんぱくち打ちを集めたらいい」
橋下の欲望丸出しの発言は、本当に枚挙にいとまがないだろう。
それは成人男性が、様々な自分の欲望を、金になるならそれでいいだろうと、大阪府、市の自治体を代表し、べらべらしゃべるのを、大阪府、市民が許容してしまったことこそが、本当に問題なんだがな。
つまり女好きで、だらしなく、ギャンブルが好きという、オスの本音丸出し、下品さ全開でいることを「本音で語る」強者と勘違いし、公人と私人の区別すらつかない、幼稚でお調子乗り、弱い者にばかり権力を盾に強がってみせる中途半端なワル男、弁護士、元政治家、B級タレントと、稲村氏は違うということだ。
可能なら共産党は、今回こそは対立候補を下げて、維新が自分たちの責任など忘れたといわんばかりに推薦した清水候補、前回、維新推薦、大阪府知事、市長が全力で支持し推薦し、最後まで守り続けようとした、パワハラ斎藤に、稲村氏が勝利するように、兵庫県民のためにも協力すべきだと、私は思う。
もっとも、どんな候補が出ても、私なら稲村氏が出た瞬間に支援を決めるだろうし、維新的なものがこれ以上関西にはびこらないためにも、稲村氏の圧倒的な勝利を心から願っている。
それは、稲村氏の政治家としての本物の勇気に、心から敬意を払うからである。