管理者責任を取る気がないなら、犯罪者が集まる場所を作るなよ

己が信じた誰かを選挙で支援したり応援する場をネット上で作るのは、個人の自由であろう。自分が管理人となるのもいい。もちろん支持するという判断の正誤は別問題だが。どんな人間でも応援したいとか肩を持とうとする者がいても不思議はない。間違った理由、勘違い、思い込みから、本来必要なかった義憤を信じて行動する人間は、それこそどこにでもいるだろう。

人間とは感情に流されやすく、すぐに嘘を信じ込む、時にはたとえ間違っているとわかっていても様々な理由でそれを認めようとしない、頑固で矛盾に満ちた愚かな生き物だからだ。

未成年ならまだしも成人が中心となってネット上に、選挙で候補者を支援する場を作っておきながら、そこで、他の候補者にどんな誹謗中傷が行われようが、どれほど虚偽情報が広められ、他の候補者の正当な支援活動を潰す、選挙違反につながる虚偽情報を共有し、広める悪意の発信基地になろうが、自分が支援する者にとって有利な情報なら、その場では何ら具体的な処置をとらず広がるのを放置し批判はせず、「言論の自由だからそれは触れたくない」などほざく、結局自分の願いさえ叶えばそれでいいと思っている、無責任な成人を、もしも法が裁けないなら法治国家は成立しなくなるのではないか?

選挙期間中は放置しておいて、中身がばれれば虚偽情報を広めたことへの反省もせず、謝罪もせず、ただ残さないようにいきなり抹消するなら、やってることは犯罪組織や非合法集団と同じだろう。

まず大人なら、社会正義を語るなら、己の行動に対する責任を理解すべきだろう。どうせ本当はわかってるんだろう? その場で誰かが火をつけるのを見て見ぬふりをし、自分が支援する候補者に有利になるように、つまり、選挙の相手陣営へ虚偽の誹謗中傷を広げ、正当な選挙活動さえ妨害するのを、オールドメディアに対抗するため、SNSを利用した選挙活動だから、これくらい当然だと、見て見ぬふりをしてたんだろうが。

そいつのやったことは、法が裁けなくても、罪でしかない。悪でしかない。つまりそいつは、100歩譲って己の信じる正義に基づき行動したとしても、ただ愚か者で無責任な大人であった、ということだ