神道関係者が心配する事
https://mainichi.jp/articles/20240918/dde/012/070/009000c
上は、毎日新聞のデジタル版読者でないと全文見れないと思うが、当然紙面と同じ内容である。
私という個人は、神道も当然、日本と世界の平和を祈っているだろうと、ずっと考えていたが、少なくとも祈ったから効果があるとは、元日本維新の会 国会議員 であり、現在は皇学館大、准教授である、村上政俊氏も、思っていないらしい。
(それだと、誰かの祈りが足りないんじゃないのか?もっとまじめに祈ってもダメなの? そーなの。だったらなんで神社でお祈りするんだ。いみねーってことなんだろ?)
2年前から、日経たわわ広告以降、なんとなく乗り換えた(販売店は一緒だったので)毎日新聞 9月18日付け夕刊の、夕刊ワイドに掲載された、吉井氏のコラムによると、村上氏が、神道政治連盟の会員向け雑誌に寄稿した「台湾有事と神社神道の役割」において、以下のような内容が記述されていたという。
(神社神道にも台湾有事に関する役割があったという着眼点は、あまりに斬新な発想で、台湾有事と〇〇という内容で、何かを書く参考になると私は心を躍らせたのだが、私的には、まさか、それが役割とは! という展開だった)
村上氏は、台湾有事のことを心配している。では何を心配しているかというと、有事になれば、自衛隊、隊員の戦死は、痛恨の極みであろうが、自然の帰結として、想定される。
(自然の帰結なのか? いや、そんなことが起これば、あまりにもそれは人為的だろう。)
そして、その想定の先、「台湾有事に日本がなぜか、当然のように巻き込まれて、自衛隊の隊員が死亡した後の事」まで、とても心配されているのである。
なんでも、「台湾有事で戦死するであろう自衛隊の方々を、国家としてどのようにお祀りするかは、国家の在り方に直結する」らしく、であるからこそ「自衛隊におられた方が靖国で祭祀をなさる事は、きたるべき有事を考えれば、大変心強い」という。
つまり、この人物のことである。
この国の政教分離は、一体どこにいったのだろうか? 自民党がお墨付きを与えていた統一教会であれだけ騒いだのだから、次は神道系宗教団体と、政治のかかわりも、本当にこれでいいのか、一度真剣に国民全体で議論するべきではないか?
ちなみに、村上氏と台湾との蜜月ぶりは、ネットでもすぐに色々出てくる。彼の経歴や人脈を追っていくと、なぜ今日本が台湾有事という、中国と台湾の問題に、巻き込まれそうになっているのか、なんとなくわかる。何のことはない。この国の一部の人々が、明らかにそれを望んだからだ。
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以下は 毎日新聞に関する、定期購読2年目(たぶん、いちど小学校の時、朝日とか読売と一緒に、家が定期購読していた。子供新聞といっしょだったかな)という読者の感想
ここ数年で、毎日新聞は朝日よりも、反自民、反保守路線、かつリベラル色が強く、特に韓国やアジア系カルチャー、人権問題、LGBT+や、ジェンダー、移民問題、マイノリティーに関する記事に力を入れていると思うので、購読している自分は、そういう新聞だとバランス感覚を取りながら読んでるつもりでも、正直一般層には、それらの論調や題材が好みに合う人は少ないため、お勧めはしない。
日経のほうが多分無難だと、私も感じている。同居人も、そして私の周囲は、家に来て私が毎日を購読しているのを知ると、日経に戻したほうがいいのでは? とよく言ってるが、私は毎日の報道姿勢は今の時代だからこそ、貴重だと思っている。
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あと、どうやらウクライナへのロシア侵攻以降、「来たるべき有事」という言葉を、保守界隈での様々な諭説や報道で、やたら目にするようになったが、この有事とは、震災ではなく日本と外国の戦争を意味しているようである。
来たるべき=近いうちに来るはずの であり、彼らの特徴は、どうやって防ぐかではなく、来るともはや信じ込んでいるし、何が何でも来てほしいんじゃないかという怨念のような意思すら、私は感じる。
クルクルといってたから、来るのではもちろんない。来るぞ来るぞ、来るにきまってる、だから準備しろと、緊張をあおり、軍事力を優先させ、結果的にチキンレースを暴発させて、戦争は起こるんだろうと、私は思う。
少なくとも、戦後ずっと平和憲法を掲げて来た国家が、来たるべき有事、なんて平気で言いだしたのは、戦争以外の解決策を、元から放棄していると考えるしかない。そういう奴らが改憲を要求してるから、絶対に改憲は戦争の引き金になると、私は思うし、反対するしかないだろう。