そして屑になる
元NHK党関連のゴタゴタに、私から見てまともに思える大人など、本当に誰一人と存在しない。
政党助成金を利用した詐欺まがいの商業活動が、今後公になり、裁かれるべき人たちが裁かれるのは当然だと思うが、現党首の大津彩香氏と、政治家女子48党の立候補者達は、そもそも自分たちが本当に選挙に出て、国政でも地方自治でも携わるだけの資格、能力が現時点あると思っているのだろうか?
政党の党首が、立候補予定の大人を「女の子達」と何度も呼ぶのを聞く度、政治における選挙をアイドルグループの選挙と同じ感覚でしか考えていないと感じる。周りの男共の言い草も、全く同じ視点だ。
(そりゃ弁護士は違うだろうが)
政党党首のツイッターに、wが平気で並ぶのを見ると、もうパブリックもプライベートも、この人達にとっては関係ないんだろうなと思う。
はっきりいって、関わっている全ての人物(被選挙権を満たしている大人)が、一般社会の普通の市民の感覚から大きくハズレている。年齢とか知能以前に人として稚なすぎる。
「青春の思い出」とか「若さの誤ち」とか、「何でも経験」にはなるだろうが、注意してくれるまともな大人が一人もいないのではないか。
NHK党はもちろん、既に国会で質問もしている現国会議員も、つばさの党、諸々の関係者、全て含めてだ。○○だけは優秀、なんて通用しないだろう。 一般常識から離れた集団に身をおいて平気なのだから。
大津氏が一番反省すべき問題は、大人だからこそ、自分が付き合う人を選ぶ。まして選挙に出る時に自分が政治運動の基盤を置く党や、その関係者について、ちゃんと情報を得るのは常識だろう。
今回のようなトラブルにならなければ、そのまま自分が国政政党の党首でいながら、学生のイベント気分でアホな選挙パーティーを繰り返していただろう。
年季の入った地下シニアアイドルグループのように、政治に関する能力とは関係なく女性を集め選挙に出ていたはずだし、ほとんどは、何の政治活動も行わず、そのまま消えるか、泡沫タレントのような活動をしていたのだろう。具体的な政治的目標も、法案に関わるだけの知識も持ち合わせていないのも明らかだ。
政治に携わろうとする候補者に女性だから、若いからなんて言い訳は通用しない。ガーシーのような国会議員が許されること自体、おかしいと思える感性や分別が元々ない時点で致命的ではないか。
せめて関わった者たちの腐った膿を出し切って、解散するのが最高の結末だろうが、それすらどうなるか怪しい。
しかし、こんな学芸会を政党で見せられては被選挙権の引き下げなんて、絶対にすべきではない。原因が何であれ注目されれば金になってしまうyoutubeやSNSが加速したと思うが、日本は本当に変な国になってしまった。
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反省です。コメントいただいた通り、若い人でも有能な人、本気で社会問題や政治に向き合っておられる人はたくさんおられます。お金のある人、もしくは、だれでもいいのでお金を集めれる人に使われる形でしか、若い人が選挙に出れないのが問題なんでしょう。国政政党を通じた馬鹿騒ぎを、マスコミ含めてエンターテイメントとして許してしまってるのが、最大の問題だと思います。明確な政治的理念なんて全く無いですからね。
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