アカギヘリコプターの上司の罵詈雑言

 最初は、きっと訴えられた側(パワハラ発言を繰り返した上司)にも怒る理由があったのかもしれないとか、思っていたが、ほぼ全文(録音)を出しているニュースで、発言を聞いて、これはもうパワハラとかいうレベルではないと思った。 契約社員で、少なくとも2年、3年と更新しているのだから、本当に能力がないなら、契約を打ち切ればいいだけだし、本人が仮に差ポタージュしていると思ったなら、上司ならまず理由を聞くのが普通だろう。だが、この上司の罵詈雑言は、まるで幼稚園児が好きな女の子にいじわるしていたのが、エスカレートして、自分の思い通り動いてくれない相手に、わめきちらしているようにしか思えない。

 私が聞いていても腹がたつほどだが、どれだけストレスが多い職場であれ、上司が部下の立場の社員に、犬だとか、気持ち悪いとか、なにか言ってみろよとか、言わない時点で負けてるとか、こんな暴言が許される職場はありえないだろう。

あまりにあれな上司なので、こいつは無視するしかないと考えたなら、当然だと思う。どれだけその上司が会社にとって有用であれ、これは人間として間違いなく駄目なレベル。 このウクライナ人の女性にだけ、こんな態度を取っていたとしたら、本当に精神鑑定を受けるべきだと思う。

驚いたのは、これぐらいあるという感じで、あの汚くて幼稚で、耳をふさぎたくなるような暴言の羅列を問題にせず、挨拶できないのは確かに良くないとか、社会人の常識を語る研修セミナーでタップリ鍛えられたらしい社畜君達に思ったのは、挨拶よりも、人として正しい言葉づかいをするとか、他者に誠実に接するという、世界共通のルールを学ぶべきだと思う。