人生初FES。PUFFY一曲目で泣いたワケ
先日佐賀で行われたKaratsu Seaside Camp 2023 in 玄界灘に行ってきた。
何を隠そう、これはわたしの人生初佐賀上陸であると同時に、人生初フェス。
※これを書いている今も、フェスの定義はよくわからないけど、フェスと名のつくイベント会場に足を運んだのは初。ってこれもイベント名にフェスって付いてないけどね。みんながフェスって言ってたんだから、私はフェスに行ったんでしょう。
ともあれ、私はその人生初(多分)フェスで、PUFFYの一曲目で泣き出したのです。
それは、PUFFYと言えば、の、あの曲。
(何の曲だったかは、もう忘れた)
音楽って不思議なもので、聞いた瞬間に、一番よく聞いていた時代にタイムスリップして、当時のことが蘇ってくるんですよね。
わたしがPUFFYを聞いていたのは高校1年生くらいの頃。
高校生活が始まって、まだクラスに完全に馴染んではいないけれども、完全にグループに分かれてもいなくて、なんとなくクラスの女子みんなでカラオケに行って、ちょっとだけ仲良くなった友達と歌ったのがPUFFY。
流行に疎くても、普段カラオケとか行ってなくても、誰でも歌える。
それが当時のPUFFYだった。
はっちゃけるおじさん達の横で、そんなことを薄ぼんやり思い出すでもなく懐かしく聞いていたら、なんか涙が溢れてきて。
あれ?わたし、何で泣いてるんだ?
自分に聞いてみても全然わからない。
隣の隣で卓巳さんが
「エモいよね」
と言い、ああ、確かに、まさにこれはエモい。
でも、わたしは一体何に感情が動かされたのか、それがわからなかった。
まだ、この時は。
この日、佐賀フェスに誘ってくれたのはプロデュースの学校創設者の川原卓巳さん。
と言っても別に個人的に声をかけられたわけじゃないけど、彼が主催するオンラインSENSE内で「あーそーぼー」って投稿されてて。
(その場所がまさかのSAGAで、会場にたどり着くのに12時間かかった)
その「SENSE」と、卓巳さんが主催されているもう一つのオンラインサロン「プロデューサーズ」のメンバーが総勢20名くらい?で参戦。
子供たちを連れてきている人も多かったけど、誰の子かなんて知る必要もないかのように、その場にいる大人みんなで子供たちと関わっていて、なんか大きな一つの家族みたいで、ありがたい環境があたりまえに出来ているその場が何とも居心地が良かった。
そんな人たちと、30年近く?後にこうして知り合うとは知らない時に聞いていた曲を、今一緒に聞いているということが不思議だった。
さて、PUFFY1曲目で泣いた謎が解き明かされないままフェスの2日間は過ぎ、翌日は同じオンラインサロンSENSEで出逢ったあいちゃんと、フェスに一緒に参加したかなママと3人でランチへ。
そこで訪れた福岡の山奥にある茅乃舎で、思いがけず謎が解けることに。
フェスどうだったの?という話から、わたしが何故かPUFFY1曲目で泣いた話を説明する流れになって、突然その時はやってきた。
客観的に「何で泣いたのかな〜。多分当時のことを思い出したんだと思うんだけど・・・」と話し出した後、自分の口から何となく出てきた
「あの頃のわたしって、一人ぼっちだったんだよね。」
これが、答えだった。
自分の気持ちがわからない時、『話す』というのが一番わかりやすくて。
言語化して声に出してその言葉を耳が聞いて。
その時に心が反応してくれる。
「あの頃のわたしって、一人ぼっちだったんだよね。」
その言葉を聞いたわたしは、すべてを言い終える前に泣き出していたのだ。
そう、PUFFYを聞いていた頃のわたしは、ひとりぼっちだった。
あたりまえに家族も友達もいたけれど、心から信じられる人はいなくて、いつもどっかで警戒してて。
誰かを信じかけては、やっぱり敵だったと思う出来事が起きて、その度に泣いて。
振り返れば、子どもの頃のわたしは、ほんとうに泣き虫だった。
自分以外の人、もの、ことに、期待し過ぎていたんだと思う。
自分を一番大切に出来るのは自分でしかないのに、自分を一番に大切にしてくれる人を、探していたからなのかも知れない。
自分も周りも信じられなかったから、起こる全てのことが自分が大切にされていない証明みたいになってて。
だから、フェスで周りみんなが信頼出来て、一人じゃないって安心して聞いていられていることが嬉しくて、涙が出たんだと思う。
美味しいランチを目の前に、PUFFYで泣いた話をしながらボロボロ泣いているわたしを見て、二人は
それを思い出した時に一緒にいられてよかった。
それが自分でわかるたみこさんがすごいね。
って聞いてくれて。
わたしは、
2人が居てくれたからわかったんだよって。
2人のおかげだよ。
ありがとう。
って言いたかったけど、せっかく堰き止めかかった涙腺がまた決壊しそうで言えなかった。
ああ。なんて幸せなんだろう。
一人じゃなかったんだね。
あの頃のわたしといっしょに泣いた。
でもそれは泣き虫のわたしが流していたのとは、ぜんぜん違う種類の涙だった。
二人と分かれてすぐ、反芻してまた泣いていたら、あいちゃんがインスタにこんな投稿をしてくれて。
あぁ、繋がってるってまた幸せが込み上げてきたよ。
わたしがどうしてこんなに変われたのか。
きっかけは、あるたった一つの〝価値観〟との出逢いだった。
それが、Be Yourself。
自分らしく生きる、ということ。
え?何を今さら?
と思うかもしれないが、それまでのわたしの人生には一度だって〝自分らしく生きるのが良いことだ〟という概念が持ち込まれたことはなかった。
どうしたら自分が受け入れてもらえる人間になれるのか。
人に認めてもらえるのか。
人の顔色ばかり伺ってきた。
やがて〝いかに役に立つか〟で自分の存在意義を見出すようになり、一時期は、自分のニックネームの由来を「すべての民(たみ)の役に立ちたいから」と後付けしていたほどだ。
自分が自分らしく生きられるようになるためには、もちろん自分の自分らしさが何なのか?知る必要がある。
それと同時に、自分らしく、ありのままの姿の自分でも周囲に受け入れてもらえる、と思えることが必要だ。
これを実生活の中で体感するのはめちゃめちゃ難しい。
まず、自分の自分らしさを自分で見つけるのはむずかしいから。
自分らしさは、自分ではあたりまえすぎて、他者との比較によってしか見えてこない。
にも関わらず、多くの場合、お互いに鎧をかぶって本心を見せることすらしていないのだ。
そんな世界で自分らしさを見つけるなんて、はっきり言って無理ゲー。
そして、自分らしいままで受け入れてもらえるかどうかを確かめるには、みんなが鎧を着ている中で一人素っ裸になるしかないわけで、多くの場合、大怪我をして、また鎧を着込むことになるのである。
じゃーどうすればいいのか。
この2つを同時に、最高の形で叶えられる場があるので紹介したい。
それが、オンラインサロンSENSEが過去に実に20回!開催し、2,000人以上の人生を変えてきたBe Yourself ワークショップ。
わたしが自分らしさを見つけて、自分の自分らしさも、ほかのすべて人のその人らしさも認めて、なにより誰かを無条件に〝信頼〟出来るようになったのは、紛れもなくこのワークショップに出逢えたから。
自分らしさを知りたい。
自分らしく生きたい。
そう願う人だけが集まって、お互いに『この人はこの人のままですばらしい』という価値観のもとで、自分と、お互いと向き合う時間。
銭湯に行ったら自然と服を脱ぐように、そこでは自然と鎧を脱ぎたくなる。
もし鎧を着ていても、『それもあなたらしさ』と見守り合える。
2時間半のワークショップの最後には、来て良かった!出逢えて良かったー!と、200人の参加者全員で湯上がり気分が味わえる。
それも、今回はこのワークショップを作った総合プロデューサーの川原卓巳さんがフル参戦する超スペシャル回。
卓巳さんは、
違いは違いであって間違いではない。
全ての人はその人のままで素晴らしい。
という信念(?)のもと
えーめっちゃステキ
おもろ
バカだなー
めっちゃポンコツやん
そんな言葉で、すべての人の人生を面白がって、全受容する人。
しかも、今回は本邦初公開の特別ワーク!という、いや、もう神回にならないわけないじゃん、という本当にほんとーにスペシャルすぎる回。
ナビゲーターは、この茅乃舎ランチでわたしを見守ってくれたあいちゃんとかなママという鉄板ペア。
見逃して欲しくない!ということで、構成もせずに記事公開しました笑
最後まで読んでくださったアナタ。
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