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オンライン臨床実習 〜参加者の声〜

参加者の一人が主体的に感想を述べてくれました。
facebook上での投稿でしたので、御本人の許可を得た上で
noteに転載させていただきました。
あたたかい感想、ありがとうございます!

【オンラインで臨床実習をやることの可能性について】

私の大学でも4月の実習開始が延期になってしまいました。
それ以降も中止になる場合は何か課題?があるかもとのことですが、
それに際して...
3月末まで受講させていただいたオンライン臨床実習が
心からとても勉強になったので、
自ら勝手に感想を書かせていただきます😊✨

[概要]
2週間(月〜金×2)コースで、模擬患者を想定して、
朝は回診カルテを書き、
Youtubeで午前と午後の2回動画が更新されます。
動画では、模擬Student Doctorが先生と対話する形式で進められていきます。

[感想]
・朝、カルテを書くたびにClinical Questionを求められます。
 そこでこの患者が本当に良くなるためにはどんな知識を身につければ良いか?
を自ら考えることになります。その疑問に対して自己学習で調べることで、
診療に参加している気分になりました。
(何でこの先生はあえてこの薬を選んだんだろう?といったことを突き詰めて考えることって、実際少ないんじゃないでしょうか。)

・動画ではClinical Questionに対して、丁寧な解説がもらえます。
 国試的なことから臨床現場で実際先生が考えていることまで、丁寧に解説されています。
(実際の病棟実習で一対一で教えるのは時間制約もあり、大変かと思いますが、このデザインだからこそ可能なのかなと思いました。)

・カルテや退院サマリーの書き方が上手くなりました。
 模擬Student Doctorが毎朝書いたカルテを見ながら動画が進むので、どんなカルテを書けばいいのか?が的確にわかるようになりました。

[まとめ]
 実際の臨床実習とは違って、手技を実際やってみることができないという点はやはりあります、が、毎日たった2時間ほどかけてオンライン実習を受講してみて、
自分が身につけられたこと(患者を見るときのポイント、カルテの書き方、治療効果判定方法 etc...)は、非常に大きいと感じました。
 また実際の臨床実習よりも、診療に参加している感じが意外にもとても強かったです。

 この教材を作成するのにはとても労力が必要かと思いますし、全国の大学の全部の科で導入!とまでは行かないかもしれませんが、実際に手技や診療の様子を学ぶ実習と、このようなオンラインでの実習を組み合わせて臨床実習を進めるのも良いんじゃないかな!と思い、感想を書かせていただきました。

 最後になりましたが、お忙しい中、このような素敵な教材を用意してくださった 民谷 健太郎 先生ありがとうございました😊
[千葉大 5年次 Tさん]

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民谷 健太郎
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