見出し画像

2022.1.18

先週末は、地元北海道へ帰省しておりました。
私にとって、この時期の帰省は本当に特別な時間であり、忘れられない、忘れることなどできない、そんな出来事をしっかりと思い、感じ、をする時期なのです。

1年ちょっとぶりの帰省は、雪の影響で行きの飛行機が飛んでも着陸ができず、引き返しの可能性があったものでした。これにはヒヤヒヤしながらのフライト・・引き返しとか、本当にあるの?って感じで、まさか自身がその可能性を秘めているなんて・・とか色々思いながらも、パイロットさんって本当にすごい。あの悪天候の中、見えないものと向き合い(気流)あらゆる関係各所と連携をとって、私たちを目的地へ届けてくれるんですもの。ほんと、尊敬。

父も母も祖母も元気で、早朝から雪投げ(雪かき)をするところからじゃないと、生活がままならないのも、北国ならでは。今だからこそ、親のこと尊敬できる。
今の自分には、たくさんの人が行き交い、絡まるように関わっていて、とてもじゃないけれど、1人で生きている、なんて言えたもんじゃない。1人でなんて生きれないんだけど、よくそう言うし、よく聞くし、そう感じる。
でも、かつての自分は【1人で生きていく】と、そう信じてやまなかった。

かわいそうだとは、だいぶ感じなくなったが、私にはもう産みの母も、戦友のように生きてきた2つ下の弟を亡くし、肉親は父だけ。親近者の死というものと向き合い、まるで氷が溶けるようにじんわりと【1人で生きていく】なんて、そんなことはもう思わなくていいし、感じなくていい、と背中を支えてもらえているように感じられるようになりつつある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?