たまごサンドがたべたい

数日前から体調不良で、ついに発熱した息子を小児科へ連れていく。検査して即インフルエンザ陽性反応が出たのだが、ビビったのはそのことについてではない。目の前で診察している先生がノーマスクだったことだ。わたしは思わず二度見した。やはりノーマスクだ。ノーマスクでインフルの検査している。息子が咳き込んだりくしゃみしようとも、ノーマスクだ。息子の後も同じような症状の子供たちが続々と診察室に入っていく。患者にマスク着用を強制する病院が多い中、院長自らノーマスクとは。潔いというか清々しい。看護師や受付スタッフは全員マスク着用しており、その思想を周囲に強要していないところがまたいい、君らはマスクしてて、僕は大丈夫だから、的な？妄想が広がり、盤石たる院長の方針を垣間見ながら小児科を後にする。そのあと駐車場で内ロックをかけた状態で、息子が車から出てしまったので、どでかいセキュリティアラームが鳴り響く。たまに街中で鳴ってるアレだ。すぐにエンジンをかけて解除したが、車内の警告灯がついたままでエンジンをかけるたびにピーピー鳴り続けるので、車の取説片手ににらめっこ。助手席にはぐったりした息子。なんでこんなときにっ。解除の方法を試しても警告灯はついたままで、なんやもうわからん、もういい、そのまま車を走らせたら、あっさりと消えた。取説もっとあほでもわかるように書いてほしい。発熱してから、食事はお粥かうどんだったのだが、息子はもうお粥もうどんもいらん、という。たまごサンドが食べたい、という。卵を４つ9分茹で、マヨネーズと塩と胡椒で味付けする。ふかふかのパンに挟む。たまごサンドは買う専門でほとんど作ったことがなかったのだが、手作りもいいもんやなあ、と思う。夕食に出すと、息子はたまごサンドを無言で食べ、納豆も食べたいというので出すと、「うまあ！」と歓喜した。手づくりたまごサンド＜納豆・・・まあなんでもいいけど早く元気になってほしい。