ドラマ『ホットスポット』/おばはんの会話はだるい
バカリズム脚本のドラマ『ブラッシュアップライフ』は息子と毎週わくわくしながら観ていて大ファンだった。なんなら『ブラッシュアップライフ2』を期待していたくらいだ。ふだんドラマなどはほとんど観ないので、この「毎週待ち構えるワクワク感」が昔の子供時代を思いさせて楽しかった。
一月から同じ製作陣とバカリズムがタッグを組み連ドラが始まると知り、無茶苦茶期待していた。主演の市川実日子の大正ロマン的な髪型も気になるが、地元系エイリアンヒューマンコメディってなに?むかしのB級映画みたいな?宇宙人設定がいまいち乗り切れないでいる。コントなの?ドラマ?頭の中で境界線をいったりきたり。三谷幸喜の作品はコメディなんだとわかるけど、バカリズムはコント的要素が強すぎなのかな。宇宙人とか言われたら急についてけないこっち側の問題?これからもっと突き抜けていくのか、見守りたい。夫は女三人のだらだらしたトークがやけに多いので、それが、だる、と言っていた。男的視点。たしかに40過ぎたおばはんの会話はだるい、現実世界でもだるい。ま、そんなわたしもおばはんなんやけども。自分もこんなかんじなのかと思ったらさらにだるい。男性登場人物がいるといっても高橋は宇宙人やし、支配人のココリコ田中は頼りないかんじやし。ここに制圧系の男が登場したらピリッとするのかな、いや、女3人にかき消されていきそうやな。そもそもバカリズムの作品には男の気配がない女が登場するのがミソなのかも。
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