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『二重丸』

こんな宿に行ってきた

*客室はゆったりと「たったの7室」
*チェックアウトは「12時まで」OK
*全室「露天風呂」付き
*館内はすべて「飲み放題」

なぜチョイス

全ての段取りをした家人に
そのチョイス理由を聞くと

・日常から離れられて
・宿で過ごす時間に重点を置き
・・・・四六時中飲めてw

当日まで出来るだけ
 情報を入れずに臨んだ私は
 結果・・・大満足!

この感想を得たということは
 コスト面や評判や
 今回の主旨や
 私の好みや感覚やら・・・と

実際の予約に至るまで
 彼女の中での様々な項目に
 沢山の多面的な「○×」
 表記されたことだろう・・
 その手間とプロセスに・・天晴れ!

ビジネスにおいても・・

こんなにも・・・
あんなにも・・・
 といった特徴をPRされても
 購買に至らない事ってありますよね

小規模事業所でありながら
無理やり「強み」がどうのこうのと
 並べたところで・・・
 果たしてそれは・・・
 そもそも「強み」なのかな?

今回の宿泊がそうであったように
 選ぶ側(顧客サイド)に
 必要な材料をそっと差し出すことで

もしかしたら
 少々マイナスと感じる点も含めて
 他所との差別化を
 汲み取れたりもする

「居心地の良さ」という物差しが
 それぞれであるように
「買いたい」「頼みたい」というそれも
 千差万別であることを意識したいところだ

ターゲティング

今回~裏返せば
 モノの見事に
 敵の術中にハマったことも否めない

年齢・コスト・静寂・過ごし方・・・・

細かなセグメントコンセプトに沿って
 ターゲティングされた我々は
 ある意味まんまと狙い撃ち・・・w

 故に・・見事に気持ちよく
「満足」という相乗効果
 手にすることが出来た訳だw

●提供する側は
 ややもすると
 沢山の「〇」に
 対応することを考えがちだ

●一方選ぶ側は
 どうしても外したくない
「◎(二重丸)」が
 無意識に存在することも
 厄介だが見逃せない事実だ

すべてが全て
当てはまる話ではないが
「選択条件」と「選択肢」は
 いつだって目の前の相手が・・・
しかも
 言語概念化できぬまま
 手にしていることを・・・
 ビジネスパーソン諸氏は
 決して忘れてはならないのです!!


『二重丸』なひと時を
 提供してくれた家人に感謝し
 結びます!

#310

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