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『サードプレイス』に代わるもの!?

使命感の話に
 持ち出すのが「スターバックス」

今から20数年前にシアトルから日本に上陸した際
 多くの見識者は「失敗する!」と評していた

なぜなら
◆チェーン展開の王道であるフランチャイズ制を
 しかず、直営店方式(自前調達)・・
◆当時珍しかった全面禁煙で
 珈琲一杯の単価も高く・・
◆メニューのラインナップが多いことで
 教育やオペレーションも非効率・・

「そこ」にあったもの

大方の予想を大きく裏切り
今日の成功は誰もが知るところだ

「そこ」にあった
 重要で不可欠だったものが
 強烈なコンセプト!!

『サードプレイス』

ファースト「家庭」でも
セカンド「職場」でもない
第三の場所「サードプレイス!?」・・・

それは一人ひとりにおける
「癒しの空間!!」

故にスタバは
 珈琲を売っているのではなく
 家庭でも職場でもない
「特別な時間と場所の提供!!」

このブレのないコンセプトが
背骨の役割を果たすため
 ・メニューの多さも
 ・直営店である必要性も
 ・席の間隔が広いのも
 ・少々お高いのも・・・
全てが頷ける(見事で天晴れ・・ですよね)

営業マンの意義

保険のマネジメントに
 日々奔走されてる
 ビジネスパーソンと話す機会があった

様々なトークやツールを駆使しても
 個々による成果のバラつきに
 頭を悩まされていた

わたしは
 大きな丸を描いて『サードプレイス』
 その丸の中に小さな丸を描いて「珈琲」
(上記のスタバのコンセプトについて
            端的に話した)

その上で
 小さな丸を指さして
「珈琲」は⇒「保険」ですよね

それならば外側の大きな円は
『サードプレイス』
  ⇒『お客様の「安心」の実現!!』

個人も企業も保険加入は
 前に進むためのリスクヘッジであって
 生きる目的ではなく
 単なる手段のひとつ(ですよね・・と)

勿論わたしが口にしたフレーズが
 正解という訳ではない

言いたかったことは
 保険マンとしての使命に立ち返ったり
 意義本質を肚落ちさせる大切さ

それがない中で
 商品やサービスを上手に語ったところで
 顧客には決して刺さらない!!・・ということ

ドリルと穴

営業に限らず
 企画・製作・バックオフィス系・・・

どんな立ち位置(商売)にも
「何のため」「誰のため」があり
 言われれば「知ってますよ」的な
 ごくごく当たり前のそれらを・・・
 恐ろしいことに無意識の中で
 端折っている・・・という愚かさ!?

お客様が欲しいのは「穴」
それなのに私たちは必死になって
「ドリル」についてうんちくを語る

などと偉そうに文字にしている私こそ
 使命感(ミッションやコンセプト)を
 見つめ直さねばと葛藤中!!

自戒を込めて・・・敢えてコラムにしました

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