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『やっぱり美人が得!?』

見た目や第一印象で
「きっと○○だよな」と都合よく思い込む

その判断が
あたかも正しいと思えるように思考が動き出す

ご存じ【ハロー効果】
ある人物・物事を評価する時に
「わかりやすい目立つ特徴」に引きずられて
 その特徴以外の要素まで同じように
 評価してしまう認知バイアス

・あんな美人なら「きっと○○」
・誰もが知っている有名大学卒は「間違いなく○○」
・こんな立派な自社ビルなら「○○のはず」・・・etc

こういったニュアンスに
ちょいちょい出くわします

ポジティブとネガティブ

*Aさん
 笑顔で明るい挨拶&身なりも清潔でキッチリ

*Bさん
 身なりがだらしなく感じの悪い第一印象 

Aさんはきっと優秀だろうと 「ポジティブハロー効果」 
Bさんはマイナスイメージで評価 「ネガティブハロー効果」

同じセールスやプレゼンを受けても
無意識に座布団二枚分相当の「差分」(もっとかな)

しかしながら
その見立てと実力は決してイコールではない

そしてこの
一度貼り付けられた「ネガティブハロー」の
ラベリングを剥がすのは結構大変だ

沈殿するのを待て

「ほらみろやっぱり」「どーして出来ない」
「何度言ったらわかるんだっ」・・・

そんな声ややり取りは
どんな職場でも耳(目)にしますよね
(正論と称して・・・)

そしていつしか当人も周りも
そういった声や評価の積み重ねで
くっきり「ラベリング」


ベストな対処はそうそうないけれど
何はともあれ
泥水が沈殿していって
ある程度きれいな水になるまで待て!!

わかったふりでも
誤魔化そうとしている訳でもない

しかしながら
度々繰り返して抜け出せないのは

覚えの悪さ能力ではなくて
ただのクセ習慣だったり
指摘されていることの表層しか
見ていなかったり
見る余裕が無かったり

その呼吸の浅さ
理解の浅さが連動してたりもする

だから沈殿するまで待て
そして大きな深呼吸で整えろ

ゲインロス効果

こんな話もある
「不良」=「ダメな奴」・・・と言った構図
 まさにネガティブハロー効果の典型

そんな不良が
「捨て猫」を可愛がったり
「お年寄り」に優しく接すると
 その評価は “ 爆上がり!! ”

どうやら人の感情は
変化する量が大きければ大きいほど
「より強く印象に残る(ゲインロス効果)」
ものらしい

ここまで来たらゲインロス効果を活用

狙ってやる必要は無いけれど
本来の個性や優しさや
持ち合わせている強みを
ちゃんと普通に前面に押し出そう

そしてせめて
身の丈の評価は最低限取り戻そうよ

美人の本質は?

こんなにも清潔感のある美しい女性なら
 きっと「○○」で
 勿論「○○」で

でもその実態は
「ズボラ」だったり
「自己中」だったり・・・

人は誰しも
・容姿(美貌・身なり・持ち物) 
・学歴(職歴・資格)
・勤務先(業種・規模・CM)
・限られた人の声(感想)
といったモノに引っ張られてしまうということを
ちゃんと認識しておこう

それによって
「その他の要素」
正当に評価されていなかったり
見落とされがちになってしまうことも
肝に銘じよう(こっちこそ重要です‼)

さらに
正論や感情を振りかざすだけでなく
己の軸と当たり前を忘れずに歩もう
(当たり前と思った瞬間
  「ありがとう」が出なくなる)


とはいえ
やっぱりフォルムは大切

同じスペックなら
やっぱり「美人」が採用されますもんね


せめて清潔感を忘れずに
もう少し・・・しなります
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