『コンプラ・・辟易!?』
情意評価項目の一つとして
《コンプライアンス遵守》を掲げたB社
その具体的評価指標を
「法令や社会的ルールに関する
知識と意識が整っており
遵守に努めているかどうか」
という文言に落とし込んだモノの・・・
スタッフへのリリース直前に際し
“法令や社会的ルール”
について突っ込まれたら
クリアに説明できる自信がないなぁ・・
と正直に仰ってくださったW社長
法令遵守
そもそも「法令」をググると
重くて強い順に・・・
そして「遵守」とは
言いつけ・きまり・法律などに
背かずそれをよく守ること
コンプライアンス遵守
ここで気をつけなければならないのは
「法令遵守」≠「コンプライアンス遵守」
そう・・イコールではないと言うことだ
『コンプライアンス遵守』には
法令に加えて
「社会的モラル」や「倫理観」といった
企業としての正しい価値観を守ることが
含まれていることが “肝”
故にその浸透定着には
次の3階層があることを
スタッフに理解して貰うことが必須
「深い」と同時に
正解に辿り着くことのない
永遠の「企業課題」だと痛感
その本質は・・
SNSに代表される
テクノロジー全盛のいま
コンプライアンス遵守を怠ることは
✓営業停止のような
処罰を受けるだけではなく
✓信用・信頼の失墜
✓二度と立ち上がることを許されない
企業イメージの剥奪
・・・が一夜にして訪れる
「何のため」を言語概念化の上
共有しておかないと
絵に描いた餅と化す
フレーズ先行の感
倫理や価値観という
可視化も数値化もできない
各自が持つ微妙な物差しを
守らせるという危うい行為
「コンプライアンス」
というフレーズが
当たり前になってからの方が
かえって雑なようで・・・
バズるために
馬鹿なことをやる若者も
お店や交通機関等で
荒らげた声を発する
分別のあるはずの大人も
一方映画のシーンでは・・・
凶悪犯や暴力団員がシートベルトを
締めてから車を発進させなければ駄目
・・とかに
歪みや矛盾が濃縮されているようで
「そこじゃないよな」と思えてしまう
ハンドルの遊び
とっても大事なことって
大上段から振りかざすモノでも
キチキチに縛るモノでもなく
「それはやむを得ないよね」
といったハンドルの “遊び” のような
グレーな部分も持ち合わせておかないと
益々事故だらけの世の中に
染まっていくんだろうなと感じる・・・
そんな昨今に色んなことも重なって
「もういいかな」って真剣に思ったりしてますw
コンプラ遵守は手段であって
その目的は「いったい何?」
・・・以外と答えられないことが
おかしくて悲しい・・・
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