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『アイデアの数を競おう!』

「自由に発言してください」
「何を言ってもOKです」

そんな会議の始まりであっても・・・
  ⇒ いつも同じヒトが話して
  ⇒ なんとなく周りが頷いて
  ⇒ 評論家的な物知り顔でかぶせてきて
  ⇒ 最初から仕向けたい方向性に導かれ
  ⇒ 限られた人達の結論に落ち着く

それならば
「会議じゃなくて
  書面の報告でいいんじゃねっ」

否定しない

参加した人の発言を
本当に拾い上げたいのなら

「今日のMTGルールは
 参加者の発言を絶対に否定しないこと」

 ・・・と
 ファシリテーターの
 笑顔を添えたひと言が
 オープニングに必要!

スポーツと同じで
 ある程度の制約やルールがあった方が
 (ルールに見せてしまった方が)
 分かりやすいし安心して行動に移せる

飲み会での『無礼講』も
「何を言ってもOKです」と同義・・な訳で

故にそれを真に受けて
 酔ったあげくに地雷を踏んでしまう輩w

そういった意味でも
誰もがわかる物差しでの明示は
 “当たり前化”  している
 御社!?の社内会議には
 今更ながら重要で
 効果抜群のフレーズだ!

7分間だけ

それでもなかなか
活発な空気感が出ないとき・・・

「今から7分間だけ特別ルールとして
  アイデアの数だけを競いましょう!
  質やその根拠は一切気にせず
  “数”  だけ出し合いましょう!」

*否定はダメですよ!
*7分間だけですからね!
*数にだけフォーカスしましょう!

こんな共通認識により
ヒトって意外と
 思考がシンプルに動き出すから
 摩訶不思議

バトンタッチ

拡散したアイデアを収束させる段階や
さらに意見をかぶせたい時に
「バトンタッチ方式」の導入

Aさんが発言した直後に
「この人の意見を聞きたい」と思った
 次のヒト(Bさん)を指名する

発言者(Aさん)の熱量が
 指名(推薦)された
 次の方(Bさん)へ伝播

悪い気のしないBさんは
 この流れを止める事なく
 建設的な空気をまとい
 更に次のCさんへバトンタッチ

評論めいた
いつものパターンに陥ることなく
 より良き流れを
 醸し出すこと間違いなし

世代間を超えて

*会議の主旨は曖昧
*何も決めない(決まらない)
*取り敢えずの参加姿勢・・・

タイパ・コスパ全盛の時代に
 今もって会議という名の
 自己満足が横行している現状・・・

・事前にアジェンダを配るとか
・意見を持って着席させろとか
 会議に必要なコトって
 まずはそう言うことなんだよ
 とお叱りを受けそうですが

それでも尚
 ✓ ほんの少しの工夫
 ✓ ほんの少しの言い回し

ビックリするほど
 その空気が変わることを
 是非とも試していただきたい!

慣れ親しんだメンバーでの会議

会議における空間での「圧」は
 昨今のコンプラやハラスメントのように
 咎められることもないまま
 当たり前のように蔓延
 (してることに中々気付かない)

決して
 今の時世になびくつもりはないが
 限られたリソースから
 最大限の成果を叩き出すには
 “心理的安全性”  の確保は
 はやっぱり必須なんでしょうね

毎度のコトながら・・言うは易し行う難し

#327

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