VR空間はスナックか24時間展示場だ
私が描いたデジタルイラストがこちらでも見られます。良かったら遊びに行ってみてください!
さて、今日書いてみるのは、VRのことです。
VR空間を活用したビジネス交流会を最近様々な場所で見かける。1000人以上の人間が参加しているという空間もあるという。
ただ、実際には、VRという垣根自体が大きいために、ヘビーユーザーにならない限り参加しづらいという課題がある。
去年、Meta Questをあげた友達は、結局あまり使っていないと話していた。
それは、仕方ないことだと思う。
また、人数が増えた分だけサーバーの処理が重くなり、動きが遅くなるので、どれだけサーバーを増やしても、「何人乗っても大丈夫」とは言い切れないところがある。
それがビジネスとしてやっていく上での難しさになっているのではないかという話をしていた。
VR空間は、別の場所に身体感覚を置き換えることができるということが妙味なので、PCの画面越しだとその意味は半分くらいになる。
スナックのように、「あの人がいるから今日も行ってみよう」という人との出会いの場になっているか。
ここでしか体験できない何かがあると感じられる、アートの展示になっていると、また意味が変わってくると思う。
実際、暗闇の空間に3Dオブジェクトを配置し、光を照らしながら歩くと輝きが変わっていくという展示を見たが、広いお部屋くらいの空間は必要になっていた。
メディテーション(瞑想)につながるような映像作品の場合は、ずっと座りながらでも体験できたが、ある種の映画である。
以前、Meta Questを一瞬使っていて、六畳ひとまのお部屋の中で動いてみたが、広い方がやっぱりいい。
ということで、利用の場としては今の所、1on1の使い方か、仲の良いグループがそこにいてVRの中に隔絶されているかどうかが、鍵になりそうである。
Vision Proがどんな感じかはまだ体験していない。
ラジエーションワールドについて
ラジエーションワールドという技師さんとお医者さんと一緒に作っているVR空間があります。今そちらでどんな取り組みをすると面白いのか、について議論しているところです。
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